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一緒に流した涙

昨日、長男と話した。

大好きな野球の話。

引越し前のチームに今まで通っていたのだが、

往復が大変なこと、サポートしてあげられないこと、

家の前に硬式野球チームがあり、弟達はそこのチームに入ったこと

様々な理由で、チーム変更を頼んだ。

親としても苦渋の決断。

本当は本人の行きたいところで好きな野球をさせてあげたい。

ただ、それによって、家族みんなが大変な思いや我慢をするのは違う。

楽しい野球が楽しくなくなってしまう。

色々、息子を促そうと、裏工作したが、、、響いてるのか響いてないのか。話題を避けたがる。

親の気持ちを汲み取ってしまう子だから、難しい。

これは親も全力で向き合う。そして全力で受け止める。しかない。

きちんと話したら、案の定汲み取ってくれたような返答。


でも、少しずつ自分の中で葛藤しているのが、目に見えてわかった。

私も涙をこらえるのに必死。

いつもの私なら。本当にいいの?大丈夫?

と念を入れていたが、今回は言えなかった。

お父さんに報告してくる!っと駆け足の息子。

この様子を全く知らず、「本当に、いいのか?」を連発していた主人。


息子、帰ってきて号泣。

一度一生懸命決めたことを

「本当に?」って聞かれて辛かったらしい。

私も号泣。

でも、そこで気づいた。

この子は本当に決断してくれたんだ。


「せっかく決断したんだから、そんなこと言わないで」



ああ。なんか私もあった。幼い頃。この気持ち。

多分、今回のような理不尽なことではないが

幼い頃、感じた記憶が蘇ってきた。


私が思っている以上に、子供はしっかりしていた。

しっかり考えて、決断してくれていた。

これからは、全力でサポートする!

きみが、移籍してよかったと思えるように。




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