見出し画像

最後のソロの裏話と、推しの大切な人①2022/02/09

以前noteに書いた、推しとの思い出の曲のエピソード。

当時の日記的なスマホのメモ帳を見返したら、遠い記憶の中にしまっていた裏話が出てきた。

この話の元になった推しの思い出の曲にまつわるエピソードをざっくり説明すると、、

3ヶ月の長期公演では毎回ランダムでソロステージがあって、その3ヶ月が終わりに近づいてきた頃、推しが自分の最後のソロを聴いてほしいと言ってくれた、というエピソード。

歌詞がとても良いから聞いてほしい、今の僕の気持ちです、と言ってくれたことがとても嬉しかった。

歌ったカバー曲は、ソン・シギョンさんの『君のすべての瞬間』

私の中ではこれはすごく嬉しいファンサービスをしてもらったと思っているのだが、昔からのヲタ友以外には決してこのことは言わなかった。

話は変わって、ショーボックスでは自分から新しい友達を作らないようにしていた私が仲良くなったヲタ友がいる。

美人で、行動力があり、頭の回転が速い。
そして彼女は韓国語が話せた。

これは韓国アイドルのヲタクとして最強の武器だ。彼女は特典会でメンバーと話す時は、韓国語で話していた。

最初は現場で会ったら話すくらいだったが、何がきっかけだったかLINEを交換してやりとりするようになり、お互いの推しの話を少しずつ話すようになった。

不思議と、私は彼女に推しのことを話すことが出来た。
昔からのヲタ友にしか言わなかった話も、彼女に話した。

ただ、、最後のソロの話だけはしばらく言えなかった。
推しが、本当は言ってはいけない自分の最後のソロの日にちを、私に教えてくれたことが他のヲタクに知られたら、推しが責められるんじゃないかと思ったから。

だからその話は、自分の大切な思い出として胸にしまっておいた。

ある時、彼女と何の話だったかLINEをやり取りしていて、、、少しずつ深い話をするようになった。
真夜中、何時間もLINEを送り合った。

彼女は韓国語が話せるし、他のヲタクよりずっとメンバーたちとフランクな関係を築いていた。
私の推しも、彼女には私への対応とは全く違っていた。
正直言えば少し、、、羨ましかった。
私にはそんなこと言わないのにな、というような打ち解けた会話が羨ましかった。

そのうち彼女は、自分の推しがしてくれた秘密のファンサービスを打ち明けてくれた。
(彼女の推しは、私の2番目の推し)

それは誰にも口外しちゃいけないファンサービスで、あの完璧アイドルを絵に描いたような2推しが、そういうことをするのかと微笑ましく思った。
これは負け惜しみではなく本心からそう思ったのだ。

日に日に疲弊していた2推しが、こんなところに癒しを見つけていたのか、と私は本当に嬉しかったのだ。新大久保での活動が、辛いことばかりじゃ無くて本当に良かったと。。

彼女も私と同じ、SNSで絶対に推しの匂わせをしない子だった。
ただでさえ美人で目立つ彼女がそんなことをすれば、同ペン(同担)から現場やSNSで叩かれることは目に見えている。
彼女は誰にも言わず、推しとのコミュニケーションを楽しんでいた。
(断言するが、彼女は決して推しとプライベートで繋がっていたとかではない。)

彼女がその話を教えてくれたことによって、私も『最後のソロの話』を打ち明けた。

それがまさか、思ってもいない裏話を知ることになるとは予想していなかった。。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?