otter(ハル)

韓国アイドルのヲタク。 新大久保で活動していた推しの思い出を、noteに書いています。(2021年、グループ解散)

otter(ハル)

韓国アイドルのヲタク。 新大久保で活動していた推しの思い出を、noteに書いています。(2021年、グループ解散)

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今さらだけど自己紹介。初めまして某新大久保アイドルのヲタクでした。 2022/03/24

去年グループが解散した、新大久保で活動していた韓国人アイドルの推しの思い出を書くために、なんとなく思いつきで始めたnoteだが、こんなにも夢中になって書いている自分に驚いている。 推しの思い出が次から次へと溢れてきて、吐き出さないと窒息しそうだった。 このへんで自己紹介のようなものを書こうと思う。 noteクリエイター名: otter(ハル) 当初は適当な名前でいいやと思い、推しが好きな動物をクリエイター名にした。otterはカワウソのこと。ヲタクとotter…語感が似

    • 推しとONFと私④ 2024.11.19

      〜2021年に解散した韓国のアイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 認知なんてされなくてもいいやと思っていたけれど、やはり覚えてくれると嬉しいもので、それまで月に2〜3回のペースだったのがほぼ毎週、土日連続でSHOWBOXへ行くようになった。 推したちのグループの特典会でチェキにファンの名前を書くようになったのは、そういう効果を狙ってのことだろうから、私は運営の目論見通りになったということだ。 リリースイベントも毎週のようにあって、リリイベのある日の公演は遅い時

      • 推しとONFと私③ 2024.11.16

        〜2021年に解散した韓国のアイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 このリリースイベントに参加する少し前のこと。 私はSHOWBOXへ行き、ライブと特典会に参加した。 特典会でチェキに名前を書いてくれるように変わって、ヲタ友から何度も誘われていたが、ようやく重い腰を上げたのだった。 予想通り、というか当然ながら推しは私の名前がわからなかった。それまで名乗ったことも、手紙を書いたことも、プレゼントを渡したこともないのだから当たり前だ。 推しは申し訳なさそうに、「

        • 推しとONFと私②2024.11.12

          〜2021年に解散した韓国のアイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 推したちの2度目の長期公演。 私の気持ちはONFに傾きつつあり、テンションが上がらないまま推しは来日した。 週末ヲタクの私はなかなか都合がつかず、開幕してしばらく経ってから公演を見に行ったような気がする(記憶が曖昧) 来日に合わせてミニアルバムが発売されて、ペンライトやグッズの販売の告知が出た。 グッズは公演会場での直接販売のみで、発売初日は都合が悪く行くことが出来なかった。 しかしその頃、

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        今さらだけど自己紹介。初めまして某新大久保アイドルのヲタクでした。 2022/03/24

          推しとONFと私①2024.11.07

          〜2021年に解散した韓国のアイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 アイドルを辞めた推しから卒業出来ないまま、今は雑食ヲタクをしている私。 特定の推しグループはいないが、いくつかのグループをひっそりと応援している。 その中のひとつ、韓国のボーイズグループONF(オネノプ)は、推しのファンになるよりも前から好きで、今でも応援している。 私が初めて韓国のサイン会に行ったのも、音楽番組の観覧へ行ったのもONFだ。 2018年、推しのファンになって新大久保へ通うよう

          推しとONFと私①2024.11.07

          推しからもらったキャンディが宝物。2024.11.04

          〜2021年に解散した韓国のアイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 今年のハロウィンも特段、何のイベントもなく終わった。 おそらく新大久保界隈では、仮装してライブを楽しむアイドルとヲタクたちで溢れていたことだろう。 私は、ハロウィンはずっと無縁の人生だった。 推しのハロウィンライブに行ったあの頃が、私の唯一の思い出だ。 2018年。 そうか、もう6年も前になるんだ、、、 我ながら諦めが悪いというか、執着心が強すぎて気色悪いなと思う。 以前にも書いた話だと思

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          アイドルを辞めた推しが選んだ道。2024.10.21

          〜2021年に解散した韓国アイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 アイドルを辞め、今は俳優養成所に通いながら俳優を目指している推し。 ちょっとしたウェブドラマに出たこともあったが、その道は険しいのが現状だった。 そんな推しが2ヶ月ほど前、お芝居に出演するとインスタに告知を載せた。 公演日はちょうど私の誕生日だった。 これはもしかして、神様が行ってこいと暗示しているのかと思うくらいに私は動揺した。 飛行機の予約ページや、ホテルの空き状況を調べ、自分の仕事の予定

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          推しの面影をもつ少年。 2024.09.16

          〜2021年に解散した韓国のアイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 推しから卒業することも出来ず、ズルズルと続けているnote。 今日は思い出話から脱線して、雑談的な話を書こうと思う。 では。 推しのどこが好きだったのかと言われたら、「声」だ。 それは歴代の推したちにも言えることで、たまたま聴いた曲が気に入って何度か聴いているうちに、「この声、好きだなぁ」から始まり、その声の主が誰かを調べるのが、私の推しパターンだった。 2018年。 元々好きだったグループ

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          物分かりの良いファンの功罪⑤終 2024.09.10

          〜2021年に解散した韓国アイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 その後も私と美人ちゃんは、よく連絡を取り合った。 私は週末しか見に行けないヲタクで、美人ちゃんは平日によく来ていたから、SHOWBOXで顔を合わせることは多くなかったが、その分、私が行けなかった日に何があったのかを知ることができた。 美人ちゃんは、まるで探偵のようにヲタクたちの経歴(どこの界隈から流れて来たのか)や、関係性、メンバーに対して何をやらかしたのか、を知っていた。 なぜそんなことを知っ

          物分かりの良いファンの功罪⑤終 2024.09.10

          物分かりの良いファンの功罪④ 2024.09.05

          〜2021年に解散した韓国アイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 美人ちゃんから、2推しがソロステージで自分へのメッセージソングを歌ってくれたエピソードを聞いた私は、それまで仲良しのヲタ友以外には言わなかったことを、美人ちゃんに打ち明けた。 不思議と、この子になら話しても大丈夫と思えた。 推しが私に、「最後のソロを聴いてほしい」と言って、歌う日にちを教えてくれたエピソード。 来日2度目の長期公演で、自分のソロステージ最後となる曲を私に聴いてほしいと言ってくれた

          物分かりの良いファンの功罪④ 2024.09.05

          物分かりの良いファンの功罪③ 2024.09.01

          〜2021年に解散した韓国アイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 <登場人物> 美人ちゃん・・当時仲が良かった年下のヲタク友達 推し・・私の本命の推しで、美人ちゃんの昔の推し 2推し・・私の2番手の推しで、美人ちゃんの推し 私たちが出会う前、推しから2推しに乗り換えていたことを告白され、私は内心動揺した。 こんな美人なファンが他のメンバーに乗り換えたことを知った時、推しはどんな気持ちだったのだろう。 すごく、、ショックだっただろうな。 推しの方が圧倒的に人気

          物分かりの良いファンの功罪③ 2024.09.01

          物分かりの良いファンの功罪② 2024.08.29

          〜2021年に解散した韓国アイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 私と美人ちゃんの出会いは、推したちのグループが初来日してから5ヶ月近く経った頃のことだ。 それは忘れもしない、推しが初めて私の名前を覚えてくれた日のこと。 その日、私はいつも一緒に来るヲタ友の都合が悪かったから、1人でSHOWBOXに来ていた。 1人で席に座り、開演を待っている時にある女性に話しかけられた。私より年上の綺麗な人だった。 当たり障りのない会話の中で、その人が私が昔から好きだったグル

          物分かりの良いファンの功罪② 2024.08.29

          物分かりの良いファンの功罪① 2024.08.27

          〜2021年に解散した韓国アイドルグループの推しの思い出を綴るnote〜 数ヶ月前、まだ冬の寒い時期のこと。 2番目の推しが、インスタに自撮り写真を投稿したことがあった。 音楽制作の為に仲間と共同で使っている作業部屋で、カメラに向かって微笑んでいた。 その写真を見た時、ふと彼が被るニット帽に目が止まった。 エンジ色のニット帽。 その帽子は私が数年前、誕生日プレゼントで贈ったニット帽によく似ていた。 編み目が特徴的で、たぶん間違いないと思う。 2番目の推しはオシャレ

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          もしも推しが投げ銭配信をはじめたら。2024.08.22

          〜2021年に解散した韓国アイドルの思い出を綴るnote〜 前回のnoteに、推しのグループの元メンバーWのことを書いた。新グループの解散後、今は毎日TikTokの生配信を頑張っている。 アイドルに復帰することを諦めていない、とインスタのストーリーに書いていたから、TikTokの生配信をしながら、アイドルに戻る機会を探っているのだろうか。 私は正直、投げ銭配信が嫌いだ。 だから、投げ銭配信をするWを見たくない。 なぜ嫌いかというと、何というか、、、 「お金のため」と

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          推しの親友⑥終 2024.08.07

          その後、Wたちの公演へ2回ほど行った。 ライブは楽しかったけれど、急に虚しさを感じて通うことをやめた。 最終公演の日、モヤモヤと悩んだが結局私は行かなかった。 母の体調が悪かったこともあるが、それでも無理をすれば何とか行くことは出来た。 だけど、もうこの辺でやめておこうと、後ろ髪を引かれる気持ちに区切りをつけた。 メンバー達がごく一部の常連に向ける目線やレスは、それほど気にならなかった。 それだけお金と時間を使ってくれる太客に対するサービスは、当然の対価だと思う。 あま

          推しの親友⑥終 2024.08.07

          推しの親友⑤ 2024.08.02

          Wの公演から帰宅し、仲良しのヲタ友にLINEで写真や感想を送った。 Wが名前を覚えていてくれたことを、ヲタ友も喜んでくれた。 『Wはきっと、カカオのグループチャットでハルちゃんが来たことを報告してるね〜』 と茶化すヲタ友。 Wの元グループ、つまり私の推しグループは解散後もみんな仲が良く、カカオのグループチャットで連絡を取り合っていた。 メンバーの誕生日にはみんなで集まったり、個別で飲みに行ったりと良好な関係を築いていた。 ヲタ友は、『Wは絶対にハルちゃんの名前は覚え

          推しの親友⑤ 2024.08.02