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復縁関連の動画を見ても

昔はやろうとしても出来なかったことが、今ではやろうとしなくても出来るようになっている。
復縁が近づいているのではなく、ちゃんと良い思い出に昇華されてきているだけ。

元カノの写真を見ない
→写真は見ていない、でもはにかんだ顔も怒った顔もすぐ思い出せる。別れ際の申し訳なさそうな顔も、全て脳裏に焼き付いてる。

元カノに連絡しない
→これ以上、同情の気持ちでLINEを送らせたくない。冷却期間を置くというより、これ以上嫌いになった人を定期的に思い出させたくない。相手を思う気持ちってこんな感じだった、なんで忘れてたんだろう。

自分磨きをする
→元カノとの復縁のためにではなく、自分のために。復縁できようができまいが、こんな自分でいるのは本当に嫌。大切な人をずっと心から愛せる人になりたい、後悔してこんな気持ちを味わうのは二度とごめん。

でも、執着を減らすために、女性慣れをするために、マッチングアプリを始めることだけは全然出来ない。

始めることが煩わしい訳でもないし、お金が無い訳でもない。自分の心が他の人になびくのが怖い訳でもないし、全く興味を抱かれなかったとしても、1つの成長として受け入れられると今なら思える。
付け加えて言えば、友達にダウンロードさせられたという心の免罪符まである。

でも、どうしても始められない。そんなに時間は残っていないと頭も心も理解してる、もう学生の恋愛ではないのだから。

でもね、心のどこかではやっぱりあなたの事が好きなんだ。
ごめんカッコつけた、本当はあなたが好きで心の中は満たされてる。

別れる直前、どうしてこんな簡単なことにも気づかなかったんだろう。
好きな人、大切にしたい人、大事な人、愛おしい人、どの言葉も付き合った当初の自分の気持ちを語るには足りないくらい。

楽しい時にする高笑いも、寝た時と全く変わらない寝相も、ニコニコしてる気持ちが溢れ出てくるようなLINEも、全部覚えてる。

対戦ゲームがちょっと苦手なところも、料理の手際がいいところも、好きだと言っていたルイボスティーも、全部覚えてしまっている。

海外旅行のお土産がKALDIで買えるものだったことも、寝る前にすごく体温が高くなることも、言葉で伝えられないくらいの想いをハグで表現してくれたことも、全部忘れられない。

アヒル口が上手かったことも、塩だけで振舞ってくれた初めての手料理も、デートの約束の時間の1時間に行ったらお互い鉢合わせたことも、忘れたくない。

全部全部好きだ。好きでした。けど、好きです。

どこかで、この気持ちには、ちゃんとケリをつけるから、だからね、もうちょっとだけ、思っていてもいいですか。


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