【感想】キングオブコント

【感想】キングオブコント

先週の土曜日にキングオブコントがありました。今回はそれについての感想です。

KOCを生放送で初めて見ました。というのも、自分はニューヨークのファンです。今年はニューヨークが初決勝進出したので、これは見なければと使命感にかられました。M-1の時はトップバッターで最下位という結果でした。なので、不安もありつつ見ていました。トップバッターは滝音!!良かったー!とりあえず、トップバッターではなくて一安心です。結局、出順は9番、そして予選2位通過、最終結果2位。ヤッタ!!ヤッタ!!おめでとうございます!!M-1の二の舞にならなくてよかったです。お目当ての人を応援するためにお笑い賞レースを観るなんて久しぶりでした。楽しいもんですね。ドキドキしながら観れて。


さて、ここからはKOCの超個人的感想です。

全体的に大爆発の組がいなかったように思いました。
もちろん、ジャルジャルの「やじワクチン」をはじめ全組面白かったです。
けれど、ダークホースがいなかったというか。あの夜だけ奇跡を起こした組はいなかったというか。
それぞれの組が持っている力で戦った印象でした。

もう一つ思ったことが設定の戦いだったなと思いました。これは、KOCの特徴なのか、今年特有なのかはわからないのですけれど。
審査員のバナナマン・設楽も「今年はコロナの影響で舞台にかけれる数が少なかった。これまでの舞台数、経験がジャルジャルが勝った要因」と言っていたように、テンポや間の取り方が絶妙に違和感があったり、制限時間に迫られているのかオチがめちゃくちゃ早口だったり。全体的に未完成感がありました。
そんな中で、どんな設定か?どんな着眼点か?が得点源になっているように感じました。漫才は間が大事とよく聞くので、コントはそこが違うんだなと思いました。個人的に設定が独特だったのは、GAG。発想のスタート地点すら分かりませんでした。よく言われる表現ではシュールすぎる。とんでもない発想力。得点は低かったですけれど。あとは空気階段。ラジオの周波数と混線するって(笑)。面白い設定だと思いました。着眼点でいうと、滝音、ロングコートダディ、うるとらブギーズ。実際にあるシチュエーションを面白く誇張しているのが、着眼点がえぐいなと思いました。 



さいごに
審査員の点数が出るまで、結果が全く読めませんでした。それくらい、全組、面白かったです。そんな中でも、ジャルジャルとニューヨークは頭一つ出てました。ニューヨークは残念でしたけれど、ジャルジャルも悲願の優勝おめでとうございますですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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