【エッセイ】博士の愛した東京

 私は東京への憧れが人一倍あります。芸能人がいる街・キラキラしている街・人が入り乱れている街と色々憧れます。

 東京への憧れがある根本的理由は私が田舎で育ったからだと思います。私の出身は結構な田舎です。どれくらい田舎だったかというと、2005年くらいにユニクロ店が到来して、あまりの人気に街が交通麻痺したくらいです。そんな田舎だったため、真反対の大都会・東京に憧れがあるのだと思います。東京に住めるチャンスは大学進学・就職と二回ありました。しかし、二回とも夢は叶わず、地方に収まってしまいました笑。

 そんなわけで、私はずっと東京に憧れています。大学生の時に東京に行ってみたく一人で東京旅行をしたことがあります。初めて東京観光した時の感想は、想像を超える感動はありませんでした。しかし、何度か東京に行って、気づいたことがあります...私は東京に観光に行きたいのではなく、東京で暮らしたいんだってことに
 そもそもの勘違いとして東京って施設・建造物を巡る観光地ではないんですよね。街並み・イベントを楽しむ街なんだって分かりました。平日でもどこかしらでイベントやライブをやっており飽きることがなさそう。それに、田舎者からすると街を歩いているだけでも楽しいです。おしゃれなファッションした人、うそでしょ?っていうくらいきれいな人が次々に歩いています。私の住んでいる田舎ではありえません。というか、まず道に人が歩いていません笑。そういう人を見るだけでもすごくワクワクします。ここで生きるって楽しいんだろうなぁって思います。もう、スーパーのレジ袋にパンパンに日用品を買って歩いている人を見るだけでうらやましく思います。
 逆に、家賃・物価が高いなど苦しい点もあると思います。しかし、それを超える興奮を味わえると思います。田舎だと毎日がテンプレの日々で飽きちゃいました。東京で暮らすことはできませんが、遊びに行くことはできます。遊びに行く度に劣等感を抱いています。しかし、だからといって東京に興味がないフリはしたいと思いません。やっぱり、歩いているだけでいつもとは違うワクワクがあふれてきます。興奮8割:嫉妬2割ってところでしょうか笑。

 今はコロナのせいで東京に行けもできないんですけどね。早く心置きなく観光を楽しめる日がやってきてほしいです。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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