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【読書記録No.1】世界一流エンジニアの思考法

良いタイミングで、良き本に出会えた。
Kindle版を買ったけど、紙媒体でも買おうかな?と思った。

自分の状況

30歳になり、自分のキャリアについてずっと考えている。
今の職場も、平均的に見れば良い企業であるのだとは思う。
基本的には、有給は申請すればほぼ通るし、年収も東京都の中央値ほどある。
ただ、今の職場で、今の仕事をずっと続けたいかと言われるとYESと胸を張って言うことはできない。

業務について言えば、ユーザとの非対称性が物凄く、ユーザの言うことはほぼ「YES」となる。
(当然、倫理的、法的に問題がありそうであればNOということもある)
社内について言えば、個人事業主の集まりのような職場にも関わらず、「チーム」を求められる。一緒に仕事を作り上げる、という感覚がずっと無い状態だ。

読んでどうだった?

こんな感情を持っている状態でこの本を読んだものだから、初めはとてもマイナスな気持ちになった。
羨ましいな、なぜ自分は牛尾さんのように働けないのかな、どうせ今の会社じゃこんなことできないよな、などなど。
(事実、一旦途中で読むことをやめてしまった)

エンジニアとして、自分が本当に働きたいような職場で働くには、マイクロソフトのようなマインドを持つ企業へ就職しなければならないだろう。
本気でそのつもりなら、少なくとも英語力、専門性の2つを今より飛躍的に高める必要がある。

自分は今の職場でプログラムを書くようになり、5年が経つ。
ある程度システム開発の経験もついてきたが、あくまで今の職場で仕事ができるだけで、自身を持って自分の専門はこれだ、というものは無い。
自分のバックグラウンドは地球化学で、基本情報技術者や応用情報技術者は取得したものの、コンピュータサイエンスをしっかり学んだ経験が無く、先輩(というか社長)の真似事をして何となく仕事ができている、という状態だ。

どうするの?

本の終わりにも書いてあったが、自分のことは自分で決めるしかない。
自分の理想と現実のギャップをしっかり分析して、多少の回り道をしながらでも、動こう。
・コンピュータサイエンスの基礎を学ぶ
・英語を操れるようになる
・チーム開発の手法を身につける
etc…



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