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ベーシックインカムを考える。

お疲れ様です。福岡県の糟屋郡篠栗町というベッドタウンで「欧風食堂オッタントット」という洋食店をやっております。

今日からお盆休みをとっていますが、秋雨前線のおかげで雨が続いており退屈な時間を過ごしがちです。水害に注意です。

さて、福岡県はまん延防止等重点措置という事で飲食店はお酒の提供が禁止され、営業時間も20時までとかなり厳しい状況です。(地域によって違います)

僕の店でも夜はかなり厳しいですし、近頃はランチも入りません。時々知り合いが団体で貸切りにしてくれたり、親戚が貸切りにしてくれたりと助けられています。

そんな状況でも多少は気持ちにゆとりがあるんですね。それは協力金があるからです。
僕らは行政にいじめられてますが行政に助けられている事実もあります。あざす!

気持ち的には要請を無視して営業したいところですが、前回奥さんの大反対にあったのでやめました。
それで考えたのは協力金をどう使うのか?という事です。このまま貯めていても来年度の税金で取り上げられますからねー。

で、そんな風に前を向けるというのも協力金で生活がある程度保証されるからなんですね。
その事から改めてベーシックインカムについて考えました。何回か書いた気もしますが…?

まずベーシックインカムも賛否両論ありまして、反対派の意見は「働かない人が増える」という事でしょう。
確かに働かない人は増えるかもしれませんが、仕事に向かない人というのは一定数存在します。向上心がなかったり、人の為に仕事する気になれなかったり、職場に馴染めなかったり…。そういう人達が無理に仕事をする事で鬱を患ったり、最悪自死を選んでしまったりという事が起こるのではないでしょうか。
最低限の生活でいいというのであれば仕事をせずに生きていく事ができます。また全員がもらえるお金であれば生活保護のように人の目を気にしたり、不正受給の問題もなかったりして行政の手間も省けたりするのではないでしょうか。すごく生きやすそうです。

また企業から見てもモチベーションが一定数ある社員ばかりになるのでパフォーマンスが上がりそうです。これは個人的な体感ですが…不必要な仕事を無理矢理作ってあてがっている状況があるように思います。今後はAIなどの技術も向上してきますのでこの辺の効率化も出来そうです。

そして僕自身も近い感覚があるんですけど、生活が保証されると時間に余裕が産まれて、気持ちにも余裕が産まれ、いつもは目の前の仕事に追われてしまうのですが、より経営者的な仕事に目が行くようになるんですね。
例えば広告とかマーケティングとかそのあたりです。
つまり結果的にクリエイティブが加速していくのではないかと思えるんです。
今は時間に追われてできてない事がベーシックインカムによってできるようになれば、色んなクリエイターの活動が加速するのではないでしょうか。
この辺はサービス業の提供できる価値が向上する可能性がありますよね。
他にも色々ありそうですがとりあえずこのくらいにして…。

浅い考えだとは思いますが僕はベーシックインカムを導入して欲しいなぁと考えてるわけです。まぁ世界を見ても導入している国はないそうなのでよもや日本が導入するとは思いませんが…。どこかの県でも市でも小さな町でもいいので、一度ベーシックインカムを試して欲しいなぁと思っています。

皆さんはどうでしょうか?ご意見を聞かせて欲しいです。では。

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