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地方の飲食店にエールを

お疲れ様です。
福岡県糟屋郡篠栗町にて「欧風食堂オッタントット」という小さな洋食店をやっております。
今日考えた事を書きます。

飲食店を経営するにあたり「コンセプト」が非常に大事だとよく言われます。
わかります。大事です。

でも僕はこれまでコンセプトを明言出来た事がありません。独立してもうすぐ3年が経とうというのに。
そして今日色々と考えていて少し解像度が上がりました。上がったんですが抽象化出来てないので結局一言では言えません。悪しからず。

前置きが長くなりました。
この「コンセプト」というやつなんですが、独立の際に融資を受ける為の事業計画書や、補助金を受ける時の申請書なんかには(外食の選択肢を増やす)とか(食を通じて笑顔を増やす)とか言ってた気がしますがどうもしっくりきませんでした。それで今日、浮かんできたワードは色々あるんですが「地方の価値を高める」というのが答えに近づいて来てる感じがありました。

つまり地方でも街中のお店に負けないものは作れるって事を言いたいんです(と思います)。
今ってスマホ1つあれば情報は相当な量が手に入りますよね。例えばレシピとか経営のノウハウとかの情報が簡単に手に入ります。
あと食材だって輸送技術やネットワークが発達して大体なんでも手に入ります。例えば三つ星レストランが使ってるオリーブオイルだとかワインだとかも手に入るわけです。
そこには東京だからとか田舎だからとかの差はそれほどありません。篠栗でも手に入ります。
なので基本的に「人口」くらいしか差はないと思うんですよね。
この状況で「田舎だから無理」ってのはちょっと言えなくないですか?
たしかに人口の差の影響は小さくないかもしれません。だけどそれならそれなりのやり方もあるはずです。

同業者は言うかもしれません。
「いっぱしの事をしても値段が高かったら客がついてこねぇよ」
それ、やってみたの?最初から諦めてやらないんじゃないか?

町の人も言うかもしれません。
「こんなとこは俺たちの来れる場所じゃないなー笑」
いや、地元の40歳のオッサンがやってる店だし。笑  自分達の事をおとしめて何言ってんだろ?(実はこの田舎根性は結構苦労します)

まぁ都会に比べるとこの辺がハンディである気はしますが言ってても始まらないので頑張るしかない!

なんかいつの間にか自分の経験談になってるような…笑 まぁいいですが。

最後になりますが、実は今日のタイトルにあるように僕のような地方の飲食店経営者さんにエールを送りたいんです。
地方でも街中のお店に負けない。とかなんとか言いましたが、単に街中のお店に対するアンチとか「負けねぇぞ!」って気持ちとかではなくて裏のテーマがあります。

今日はその一言で締めたいと思います。

僕を含む地方で頑張られている飲食店経営者の皆さんへ、地方の価値を高める為に言わせて下さい。

もう「田舎だから」って
言い訳できねぇぞ!

ありがとうございました。

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