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Kindle出版の原稿のアップロードの手順 〜はじめてのKindle出版 Step⑤〜

Kindle出版における出版申請の手続き
(Amazonへのアップロード)の手順を解説します。


1 Kindle本の詳細


KDPのトップページでサインインし、「電子書籍または有料マンガ」の「+」を押します。

「Kindle本の詳細」タブのページから入力していきます。
下の画像は私が出版したときの入力内容となりますので、入力の参考にしてください。

サブタイトルがある場合は、サブタイトル欄にも入力してください。ない場合は空白で結構です。

レーベルはある場合に入力してください。ない場合は空白で結構です。

シリーズ情報は、同じシリーズの他の本と同じ内容を入力し、数字は通番を入力してください。上の画像は、シリーズの2冊目のため「2」と入力しています。

版は、最初は「1」を入力してください。その後、改訂した場合は「2」を入力します。

著者はペンネームでも大丈夫です。

著者等は、著者が複数いる場合や監修者がいる場合などに入力します。

内容紹介は、Amazonの商品ページに表示される内容です。

まとめ買いの設定をする場合は、内容紹介など読者が無料で見れる場所に「本書は○○シリーズの○巻です」と表示しなければいけません。

出版に関して必要な権利は「私は著作権者であり、出版に関して必要な権利を保有しています」を選択してください。

キーワードは、本のタイトルやサブタイトルに含まれていないキーワードを入力するとよいでしょう。

カテゴリーは、出版する本の分野に近いものを2つ選択してください。ただし、必ずしも選択したカテゴリーが反映されるとは限りません。

成人向けコンテンツは、成人向けでなければ「いいえ」を選択してください。

本の販売オプションは、予約出版する場合は下の「Kindle本を予約注文用に設定します」を選び、そうでなければ上の「本の発売準備ができました」を選んでください。

「保存して続行」を押して次のタブの「Kindle本のコンテンツ」に移ります。

2 Kindle本のコンテンツ

原稿は、「この電子書籍にデジタル著作権管理(DRM)を追加します」の「はい」にチェックしてください。

「電子書籍の原稿をアップロード」を押して、作成したePubファイルをアップロードしてください。

無事アップロードできると上の画像のとおり「原稿を正常にアップロードしました」と表示されます。

続けて、「表紙がアップロードされていません」の横の「参照」を押し、表紙の画像をアップロードします。

無事アップロードできると上の画像のとおり「表紙のアップロードに成功しました」と表示されます。

「プレビューアーを起動」を押し、原稿の表示の確認をしてください。

ISBNの入力は不要です。出版社は自由に入力してください。空白でも構いません。

「保存して続行」を押し「Kindle本の価格設定」タブに進みます。

3 Kindle本の価格設定

KDPセレクトへの登録は、登録すると、Kindle Unlimited(Amazonの読み放題サービス)の対象になります。登録することをオススメします。

出版地域は、日本以外でも読まれてもよい場合は「すべての地域」を選択します。

主なマーケットプレイスは、日本語の本であれば「Amazon.co.jp」を選びます。

ロイヤリティは、価格が250円〜1,250円以内の場合は70%、それ以外の価格の場合は35%を選びます。

Amazon.co.jp の横に販売価格を入力します。

最後に「Kindle本を出版」を押せば、出稿手続きは完了です。

これで72時間以内にあなたの本がAmazonに並びます。
私の経験上、何も問題がなければ、数時間後にはメールで販売開始のお知らせが届きます。

最後に、出版後に気になるであろう
原稿の修正方法と収益の確認方法の記事を以下で紹介しておきます。

これであなたも「Kindle作家」です!

他にもKindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開していますので、
ぜひ、参考にしてみてください。

また、ワンランク上のKindle出版を目指した
マガジン『Kindle出版研究所』もあわせてご覧ください。



Kindle出版に興味があるなら、ぜひ、以下の拙著を手にとってみてください。
Kindle Unlimitedユーザーは無料で読めます。

本書では、

・ネタの収集や本のテーマ決め、
・構成の練り方、
・執筆方法、
・推敲の工夫、
・出版後のPRなど、

私が実際に行なっている
Kindle出版の全工程を公開しています。

言わば、
Kindle作家の"裏側"を公開した本です。

これをヒントに自分なりの書き方を身につけば
何冊も出版できるようになりますよ。

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