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Kokoroてんき

飲み会の帰り道、どしゃ降りの雨


雨粒がすごい勢いで押し寄せる


一粒一粒は小さい


降って来るタイミングも違う


目には見えない法則に従い、わたしに向かって落ちてくる


かさに伝わる雨粒の連続した振動が溜まっている気持ちを刺激する


「このままでいいのか」


「じぶんは何がしたいのか」


はるか高くにある雲から、降ってくる雨のように


じぶんの気持ちからもたくさんの心の粒が流れ出ているようだ


一粒一粒は小さい


出てくるタイミングも違う


自分でもわからない法則のようなものがあるとしたら、それはなんだろう


こころから溢れ出てくる、この気持ちはすごい勢いで心の傘を刺激している


「自分とはなにものなのか」


「自分はどこかにいきたいのか」


今の現実に不足を感じているわけではない


でも、何か物足りなさやこのままここにいることがいいとは思えない


現実逃避に近い気持ちかもしれない


同じ場所にいるのに、どこかちょっと引いたような感覚になる


心の雲からいろんな気持ちが出てきた


雨の量は多い


どしゃ降りのあとは川に水が溢れる


流れが早くなって、時には地形を変えることもある


もしかしたら、今日の雨は地形を変えるかもしれない


心の雨はいつだって何かを変える力を備えている


こころの天気はいつも正直だ


雨が降ったと思ったら、次の瞬間には晴れていることもある


でも、今日の雨はしばらく止まないだろう

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