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人生は競争じゃないんだから
「人生は競争じゃないんだから」
最近この言葉を目にして、息が吸いやすくなった。
いつからか、他人と競い合うのが当たり前になっている気がする。
「何だかなあ」という気分になることがとても多い。
その後に続くぴったりな言葉はまだ見つけることができていない。
だけど、曖昧で不明確で、モヤっとしたこの感情はずっと心の奥底にあった。
人生のパートナーとも言えるぐらい共に生きてきた。その存在はこの先も消えることがないのかもしれない。
あの人は次海外赴任なんだってとか、あの子は彼氏と同棲するらしいとか、仕事を辞めて転職決まったんだよとか、他人の話は正直どうでもいい。
どうでもいいのに、胸を刺される。
家族が知り合いについて話してくる時、わざわざ言ってこないでほしい、と思う。
その時はそうなんだと聞いてるふりをするけど、あーはいはいどうせ私は出来損ないですという思考になる。
まあ結局、自分が一番そう思ってんるだけど。
私は出来損ないだから、こんな娘でかわいそうだね、と。
家族がそんなことは微塵も思っていなかったとしても、自分が自分のことを認めてあげられてないのだから。
なんだかんだ幸せで生きていられればそれでいいじゃんと私は思うけど、そうじゃない人も世界にはやっぱりいて。
いい会社、いい仕事、恋人の有無、とかで幸せをはかる人って多い。
仕事も恋愛も上手く行ってる人が正しくて充実していて幸せみたいな、そういう基準って何なんだろう。
とか言ってる私が、その基準に取り憑かれてるのも本当はわかってる。
目に見えやすい幸せには飛びつきたくなってしまう。私は弱いから。
でもこうやってもがいたり、悩んだり、生きるのめんどくさいって心を削ってるこの日々がいつか宝物になるのかもしれないなんていう微かな希望を持って何とか歩いてる。
だって人生は競争じゃないんだから。
お金を多く稼いだら勝ちとか、早く結婚したら勝ちなんてことは絶対にないんだよね。
勝ち組負け組ってよく言うけど、もう少し幸せのハードルを下げて、世間に負け組だと揶揄される場所にいたとしても自分だけは幸せだと思ってられるようにしていきたい。
地球の隅っこでとぼとぼ歩くのも悪くない。
晴れでも雨でも春夏秋冬どんな季節でも、自分で自分を楽しませるような旅をしたい。
画像お借りしました。
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