戦略的撤退を考えてみる

こんにちは。
お月見もちもちです。

私は大学生の頃、大学のカウンセリングルームに通っていました。
その時のカウンセラーさんがよく言っていたのが、「戦略的撤退という方法もあるよ」ということでした。
私が精神的に辛くて授業に行くことができなかったとき、あるいは休学を検討していたとき、カウンセラーさんが言っていたのがこの「戦略的撤退」でした。

当時の私は「授業に行かないなんて、休学するなんて逃げだ」と思っていました。
結果として休学こそしなかったものの、授業に行かないことはよくありました。

学生にとって大学は学問を学びにいくところだと思います。
高校までの勉強とは一線を画した学問というものを学び、知見を深めて今後の人生に役立てる、そんなところだと思います。
その目的を達成するためには、授業に行くことが一番だと思います。
それなのに授業に行かないというのは、とてももったいないことだと今なら思います。
体調が悪くてそんなもったいないことになるなら、いっそのこと休んでしまうのもありですよね。
人生は長いのですから、一年くらいの休みは問題ないのです。

もしかしたらそんな態度を逃げだと言う人もいるかもしれません。
逃げかもしれませんが、それでいいのではないでしょうか。
夜を越えられないと思うなら逃げればいいのです。
そしてその逃げを「戦略的撤退」と言い換えましょう。

戦略的と言うからには後先考えずに行動するのは間違いだと思われるかもしれませんが、切羽詰まった状況での判断もまた戦略だと思います。
にっちもさっちもいかないならすぐにその場を離れましょう。そのあとでも長期的戦略は充分に練れます。

積極的に「戦略的撤退」をしていきましょう。


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