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大人になった私達。友人との金銭感覚のズレ。

友人とものすごく久しぶりにご飯を食べに行った。

友人がお店を予約してくれていた。

一緒に夕食を食べた。

とてもおしゃれなイタリアンだった。

お店を予約したということだったので、自分たちでメニューを決めるのかと思っていたら、飲み放題付きのコース料理を予約してくれていたらしい。

私はあまり働いていないので、お金がない。

そして、双極性障害の薬の関係上アルコールは飲まないことにしている。

友人は私の病気のこと、薬のことは知らないけれど、ソフトドリンクしか飲めないことは知っている。

飲放題付きのコース料理っていくらするんだろう…と考えてしまって、なんとなくご飯の味がわからなかった。

正直いうと、知り合ってからは長いけれど、そんなに二人っきりで何度も遊んでいるような友人ではなかったので、今の働いている状況とかは話していなかった。

前回食事に行ったときはランチだったのでお酒も飲まなかったし、ちょっと良いランチくらいの金額だったから、今回もそんなもんだろうと思って、お金のことはあまり考えていなかった。

結局、コース料理は4000円だった。

思っていたよりは安かったし、料理のクオリティを考えたら安いと思う。

そこはとても友人に感謝である。

ただ、アラサーの食事というのはこれくらいの金額が妥当なのかもしれない。

真っ当に仕事をしていれば、アラサーくらいの年齢なら責任のある仕事も増えて、ボーナスも今までと違いかもしれない。

今回の件だって、友人は全く悪くない。

私が、普通と違うから。

真っ当な道からズレてしまった自分を改めて再確認した出来事だった。

病気のことは詳しく話せなかったけれど、病気で会社を止めて、今は短時間で働いていることも話した。

友人はお仕事を頑張っている人なので、以前の仕事一筋の私だから友人でいてくれたのかもしれないと思った。

今の生ぬるい生き方をしている私を知ったら幻滅してしまうかなと思ったけれど、

それでも友人はまた食事に誘ってくれた。

嬉しかった。

今度はランチに行くことを提案してみようと思う。

お互いが楽しく過ごせる中間地点を探したい。


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