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学校からエスケープしている小学2年生の長女!

長女の「学校つまらん!」問題は、ネクストステージになり、いよいよ「学校行かない!」と言い出した。

朝の「お腹痛い」もさすがに2日目3日連続になると、なんだか怪しいし学校にもいいづらい。

「気持ちの問題」という言葉を使って学校を休むようになり、ここ最近一ヶ月くらいは、朝から行けた日はない。

一日中休むか、給食から登校するか。
なぜ行きたくないのか?それは本人もはっきりと言葉にできないし、「行きたい」という気持ちが起こらないという事実だけが彼女の心にある。

大人側には、
「行きたくなくても毎日行くのが学校だ」という意見と「行きたくないのは、心のサインだから甘えさせてあげよう」という意見がある。

小学2年生という幼児から児童に変わる時期にある、赤ちゃん返りのような甘えかもしれない。

本人に「どうしたい?これから。学校行けるようになりたい?行かないままでいい?」と聞くと、
「わかんないんだよねー!ママと一緒にいたい♥」というめちゃくちゃ明るい返事が返ってくる。

この甘えに対しても、「甘やかしちゃだめ!」という意見と、「この時期は甘やかしてあげたほうが安心して羽ばたいていける」という意見がある。

正直、どうしたら正解なのかなんて、親だってわからないよね!!

子育てに正解なんてない。
ほんとにそう。

学校に行かなくなってから、母親として色々考えて考えすぎて私自身が辛くなってしまうような時期もあったが、私が母親だから道を用意して挙げなければ!と気負うこともないのかな、と思えてきた。

なにか親の一言で子供を傷つけてしまうこともあるし、子供の言葉に大人だって傷つけられて泣きたくなることもある。

でも子育てに正解がないように失敗もない、と思うようにしている。もしなにか間違っていたのなら、またそこから修正すればいい。「子育てに失敗した」という言葉は、自分の子供を失敗作だと決めつけることになる。どんなに子供が理解できなくても、その言葉だけは言わないようにしようと思っている。

不登校ではない、エスケープだ!

娘たちも大好きな映画「コクリコ坂から」の中で、学校をさぼって理事長に直談判しにいった主人公たちに、その理事長が、「君たち、エスケープか!わたしも学生の頃はよくやったよ!」と笑うシーンがある。

学校に行きたくない現象を「不登校」と呼ぶと、なぜか暗い病んでるイメージがついて回るので、我が子の場合は不登校ではなく、エスケープと呼ぶことにした。

決められた時間割を機械的にこなす小学校生活からエスケープした。
家では自分で時間割を決める。かなり偏ってるけど、とりあえず今は良しとしよう。

また学校に朝から行けるようになるかもしれないし、ならないかもしれない。それは親や大人が決めることではなく、子供本人が「行こう」と思えるかどうか。

エスケープして、自分や小学校を外から見てみる時間だと思えば、決して無駄じゃない。はず。

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