見出し画像

さよなら子宮。老いとは。

みなさん、こんにちは。お友達にはご心配おかけしてますが、人生初手術を終え、私はまぁまぁ元気です。ひまなので文章書きます。

女性は30代後半でガタが来るといいますが、まさにわたしがその典型で、突っ走ってきたところに体の急ブレーキ。8月に病気がわかり、治療しながら、年明け手術しました。

とりあえずはゆっくりペースでやっていきます。ここ一年お店のオープンなどで忙しく、生活に関することを激しく後回しにしてきたので、ここらで一息いれないと、です。

老いとは

入院中に気づいたこと。

老いとは。

やることがなにもない、という状態に脳みそがおちいること。

体が動かない上に、今やれることがなにもないと気づいたときの絶望感たるや。そして眠ることすらできない、ただ生かされてる感覚。

手術後丸一日は、そんな感じで絶望してましたが、こころが折れる前に体が回復してきてよかった。

そして、眠りたくても眠れないにの体が痛くて動けない状態の時、朦朧としながらわたしの脳裏には佐藤健ばりにイケメン(黒のタートルネック)の妖精さんが頭の中にたくさんチラチラ飛んでいたのなんでだろう。

手術前に仏教の入門本読んで、心と世界を平らにしておこうと思ったが、結局頭の中は煩悩だらけじゃないか!


まぁ、どうせ煩悩ならと開き直り、回復後はネットフリックスで「金魚妻」鑑賞してます。

人生とはなんぞや、と金魚妻から教えられてます。(でもドロドロ男女のやつがマンネリ化して飽きてきたわ。)

民放の昼のテレビ番組は中身がない上に、情報やリアクションが過剰すぎで、私は5分も見てられなかったけど、隣に入院中のおばあちゃんはずーっとテレビをつけていて、「あぁ、これも老い」だなと。

ちなみに金魚妻は、おもしろい。

映像や衣装の色がいい。金魚の色と、印象に残る衣装の色がすごくきれい。

違う民放のドラマと比べても、映画に近い色の世界観の作り方で、ネットフリックスてやはりいいスタッフが多いのかなーなんて思いながら、篠原涼子さんの"永遠に見ていられる"白シャツとジーパン姿を眺めてました。

エンディングの歌も良い。

子宮さん。ありがとう。

そんなときにボケ~とFacebook見ていたら、10年前の長女妊娠中のふざけた投稿があがってきて、「あ!もう10年経つのか!」と。

10年前、子宮には初めての赤ちゃんがいて、これからどんなことが起こるのだろうと期待と不安でいっぱいだった。

そして10年後の今、子宮は役目を終えて私の体から出ていった。

ありがとう。子宮さん。10年間で3人も生ませてもらえて感謝しかないよ。3人も生むつもりなかったけどな。

これからの10年は、私の子宮から出てきた3人の宝物たちと共にあーでもないこーでもないやって、あっと言う間なんだろうな。

その後は老いとの戦いか、、、?

できることなら、一生なにかをやり続ける人生を送りたいな。なにもやらなくていいよ、って言われたら多分私は生きる意味を失ってしまうわ。

もしくは、体が動かなくても微笑んでいるだけで誰かを救える存在、もしくは「なんかやらなきゃ!」という煩悩に支配されない精神状態までいけるようになれば、安らかに死ねるかな。

いや、無理かな。

兎にも角にも健康第一。またあらたなステージに進みます。



よろしければサポートお願いいたします。 個人の小さな起業、小商い、間借り起業、子育てと起業の両立の体験談などお届けします。