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やる気スイッチは突然に

我が家には3歳、5歳、8歳の3人の子供たちがいるが、日々過ごす中で、急に子供が何かに夢中になる瞬間がある。

ユーチューブを見るとか、ゲームやアニメに夢中になるのとか、受け身のインプットに夢中になるのとはまた違う、アウトプットの「意欲」に満ちる瞬間。

5歳の次女は最近、サラダを作るのに夢中になっている。

きっかけは些細なこと。夕食を作っていると「なんか切りたーい」というので、とりあえず白菜を渡す。(料理を手伝いたい、の気持ちはなるべく断らないのが私の方針)

ひたすら白菜をみじん切りにするので、あまり期待せずに「じゃあ、それでサラダ作ってよ!」というと、「いいよー!」と急にやる気スイッチが入って、
「きゅうりとー、ワカメも入れる!!あとマヨネーズ!!」とオリジナルな具材を合わせ始める。

スイッチ入れば、もう気分はコックさんに!!
クックルンばりの、「マヨネーズを混ぜるよ〜♪」と解説つきでサラダを完成させる。
「完成ー!」とお皿に盛り付けた瞬間のどや顔は、全人類に見せてあげたいくらい、喜びに満ちあふれている。

こういう瞬間に立ち会うと、「あぁ、子供って教育という名でコントロールしちゃいけないなぁ。」と思う。

頭が良くなってほしい、勉強ができる人になってほしい、いい学校に入ってほしい、なんて、「子供のため」と思って親が願っていても、それを押し付けることは、時に子供の本来のやる気を奪ってしまうことかもしれない。

やる気スイッチは本人が押すもので、サポートしてあげることはできても、親が押すことはできないんだよなぁ、と出来上がったワカメと白菜のサラダを食べながら思った。

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