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昔与太噺拾遺集

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昔与太噺をひらい集めてひとつにしました。 楽しん読んで頂けましたら幸いです😌
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2023年9月の記事一覧

昔与太噺 其の陸

流れくる爺さんの剥き尻割れ目へ渾身のジュウドウチョップを叩き込み、仰向けになった爺の両こめかみに拳固を当て「こ・め・か・みぃ波〜っ」の呼気と共に捻り込む

ハッ!っと血走った眼で覚醒した爺さん…なぜか、すまなそうに山へと帰っていきました……


続く🤣

昔与太噺 其の伍

きび団子で気道を塞がれ、気を失った猿たちが川の吹き溜りでぷかぷかと漂っている
お婆さんは川へ分け入ると、片っ端からジュウドウチョップで猿を覚醒させると山へ逃してやりました。

ふと川上を見やると、爺さんの剥き尻がくるくる回りながら流れていました



続く🤣

昔与太噺 其の肆

三度の川流れ、二度の身包み剥がしで生還した爺さんに、引き気味のお婆さんは、次の日、手作りのきび団子を大量に持たせて送り出しました

それそろかね…と、
お婆さんが川で待機していると
頬袋パンパンにきび団子を詰めた猿たちが川上から流れてきたのでした

続く🤣

昔与太噺 其の参

二度の川流れから生還した爺さんに不信感を抱いたお婆さんは、次の日、いそいそと山へ赴く爺さんの跡をつけました

川上から漂う不穏な空気に、お婆さんが木陰に隠れ見やると
猿の群れに挑み、身包みを剥がされ尻丸出しの爺さんが、川へと落とされ流れていきました

続く🤣

昔与太噺 其の弐

川上からお爺さんが流れてきた次の日…黙して語らぬ爺さん再び山へ芝刈りに、お婆さんは川で洗濯です

すると川上から、大ぶりの桃が流れてきました
お婆さんが拾い上げると、それは剥き出しの爺さんのお尻でした
お爺さんはいったい山で何をしているのでしょう…

続く🤣

昔与太噺 其の壱

むかぁーしむかし…
ある処に
お爺さんと
お婆さんが住んどりました

ある日のこと…
お爺さんは山へ芝刈りに
お婆さんは川へ洗濯に行きました

お婆さんが川で
洗濯をしていると
川上から…


……お爺さんが流れてきました

続く🤣