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人のことなどどうでもいい

少し前に「嫌われる勇気」を読んだ。
言わずと知れたベストセラーだ。

存在は知っていたが、奇をてらったタイトルがイヤで手にしていなかったが、たまたま図書館で見つけて、衝撃を受けた。(読んだ人はたぶんみんなそう)

僕の解釈では、
「人にどう思われるかなんて気にするな」
と捉えた。

でもこれは悩みを相談したときによく言われることだ。
この本の言うこと(アドラーの言うこと)は

「人の考えはコントロールできないから気にしても仕方ない」
・・・だと思う

夜な夜な誰かのことを考えると、その誰かはだいたい自分のことを嫌っている。
明日の結果を考えると、それは最悪の事態に遭遇している。

誰かが自分を嫌っているかもしれない。いや、本当に嫌い。
試験に落ちるかもしれない。いや、本当に落ちた。

で?

どうしようもなくない?

自分は誰かに好かれようと、一生懸命に尽くしたし、試験勉強を頑張った。
その結果というだけ。

誰かが自分のことをどう思おうが、誰かの勝手なのだ。
逆に苦手な誰かに好かれるかもしれない(もしかしたらこっちの方が困ることもある)

逆にだ。
誰かがどう思おうが、自分がどう思うかも勝手だ。
好きになろうが嫌いになろうが。がんばろうが、諦めようが。

文字を書きたい、絵を描きたい。フルマラソンに挑戦したい、マッチョになりたい。
だいたい「ムリだよ」と言われる。

関係ないのだ。
あなたがやるかどうかなのだ。

「やりたい」以上の動機はないし、「やめたい」以上の終着点もない。
最悪なのは
「やめたほうがいい」だ。

人のことなどどうでもいい。

嫌われても、好かれても。
嫌っても好いても。

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