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寒さに震える子猫たちを助けたい6

法律の壁


 今日は、雪が降っていた。
 お昼頃になっても、姿をみせない。

 中に毛布でもあればいいのだけど…。

 
 今日、動物愛護センターに電話してみた。

 この件はすでに知っていた。 
 家主とは、12月(今月)初めに連絡を取ったようだ。
 その時、家主は体調が悪いようなことを言っていたようだ。
 でも、ちゃんと面倒は見るようなことも言っていたようだが…。

 もし、家主と連絡が取れたら、近所で代わりにしばらくお世話をしてもいいという人間がいると伝えてほしいと頼んだが、断られた。
 個人間でしてくれとの事。
 後は、個人情報だからの一点張りで、何の情報も得られず。

 逆に、そちらで何が出来るのか聞いてみた。 どんな権限があるのか。
 何も出来ないし、何の権限もないと。

 …正直、まるでよく分からなかった。 動物愛護を名乗る意味が。

 私は、動物のことに関しては、まるで素人だ。
 動物を助けたいなら、愛護センターには連絡しない方がよかったのかもしれない。 
 後になって、彼らの命を逆に危うくさせているのは、私の方かもしれないとも考えた。

 
 私は、法律のことなんてよく分からない。
 目の前の小さい命一つ助けられないような国の法律に、そもそも期待などしていない。
 どんな理由だろうと、勝手に入れば、私が不法侵入という罪に問われるだけ。 

 法律は、守るものじゃなく、変えていくものだとすら思っている。
 いや、本当に変わらなければならないのは、法律でも動物でもなく、人間の無関心だろう。

 このことから私は、動物だけで置いておくような飼い方は、禁止すべきだと思った。
 飼い主は、本当に動物たちを大事に想うのなら、自分の身に何かあった時のために、代わりに彼らを託せる誰かを、見つけておくことまで、責任もってやるべきことだと。

 可愛い、可愛そう…だけでは済まないことが、命にはある。

 もうこれは、飼い主や動物保護に関わる人たちだけが、負えばいい問題ではなくなってきている。
 この地球は、人間だけのものではない。
 いつまでも、人間中心に考えていたのでは、その人間でさえ、幸せにはなれないだろう。

 人間は、すでに守られている。
 動物をもの扱いするような法律によって、人間は守られているんだ。
 もちろん義務もあるけど。


 どんな命も、幸せになってほしい。
 毎回の投稿に、そう願いを込めている。 
 家主さんが見てくれればという、一縷の望みをかけて…。

21/12/27 17時頃 ポストに投函


 
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 真川しんかわ 美由みゆ (Miyu Shinkawa)
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