いとんく

胸を張って自称できる肩書きは持っていないのですが、生命保険に加入する際の職業は音楽家で…

いとんく

胸を張って自称できる肩書きは持っていないのですが、生命保険に加入する際の職業は音楽家で通ったらしいです。 woopie groupieというバンドでギターボーカルをしています。

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トルティーヤに包まれたなら(2024.09.20)

 最近は日記で振り返るべきことなんかもあったのですが、ひたすらマイクラやってたので書けませんでした。  Switch版が重過ぎるのでMacでもプレイできるjava版に移行するかどうか真剣に検討しています。  Switch Editionの発売が2017年5月らしいのからプレイ歴7年ということになる。しかし高度な建築ができるわけでもなく、することといえば土や岩を掘ることのみ。無心で採掘すると強烈に癒されるんだよね。  1.4キロの塊肉を唐突にお見せしてしまってすみません。上

    • 法に許された最高速度(2024.08.24)

      大雨が止むのを見計い、法定速度めいいっぱいで原付きを飛ばす。万が一にも下手をしてしくじる訳にはいかない。今日の僕にはどうしてもナチョとテキーラをキメる必要があったからだ。そのため近所の酒屋に向かうだけのミッションにすら緊張が走る。 アモーレがviajeしている今日という1日には希少価値があるのでやるしかない。絶対に勘違いしてほしくないのは僕が「希少価値=すばらしい」とは思っていないこと。「ただ珍しい」というだけなのだ。語弊で日々に亀裂を生むのは避けたい。最近は輪をかけて辛気

      • 硝子戸と秋風(2024.08.23)

        少し前、僕の社会復帰を助けてくれようとした友達から仕事に誘ってもらった。僕は誰にも、ことさら友達に対してこれ以上の迷惑をかけたくないので断った。ぜーんぶ放り投げてトんじゃう自分の未来の姿がありありと想像できるからね。それくらいには自分のことを信用していないし、逆に信頼しすぎているとも言える。 これは漱石が愛犬の墓に添えた句だ。秋風が聞こえないところに埋めてやった、と率直に読むことができる。 しかし、それってどこ?なんで?一読しただけでは意味がわからない。 この句を読み解く

        • ナゾ豆について(2024.08.21)

          うちには「ナゾ豆」というビンがある。ほんのわずかに余ってしまった1杯分にも満たないコーヒー豆を、種類を問わずまぜこぜにしてストックするビンだ。焙煎度合いや時期もまちまちだし、いくら丁寧に淹れたとしても味がまとまることはない。 コーヒー豆みたいに、ひとつひとつの悲しみを別々の容器に分けて保存できたらいいなって思うんだけど、実際にはたったひとつしかないビンの表面にラベルが増え続けていくということになる。 そのラベルには日付けや名前を書きこむけれど、中身の正体は「ナゾ豆」でしかな

        トルティーヤに包まれたなら(2024.09.20)

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          ネットは広大だわ(2024.08.20)

          おそらく母に内緒で買った富士通の無骨なパソコンを、父がわざわざ別に暮らす祖父母の家で開封したことを覚えている。僕はまだ小学校にあがる前だったけれど、白くて薄いポリエチレンの膜に包まれたそれは、なんだか触れてはいけないような物に思えてわくわくした。 それを使って父がやることといえば、一太郎と花子というソフトを使って年賀状をつくることだった。今で言うと一太郎はWord、花子はPower Pointだ。そんな作業ははっきり言って退屈で、初めに感じた怪しい魅力は一旦薄れることになる

          ネットは広大だわ(2024.08.20)

          タペストリーの真実(2024.08.19)

          2ヶ月ほど前に圧力鍋を手に入れてから毎日のように煮込んだり炊いたりしている。ポトフ、カオマンガイ、ぶり大根、角煮やラフテーとかを作りまくった。なんでも通常より短い時間で出来上がるし、何より大失敗が起こらないのでめちゃくちゃ気楽だ。玉ねぎの水分だけでつくる無水カレーなんかは特によかったな。料理人の腕に見合っていない旨味が感じられた。あと印象に残っているのは これ。表面はねちゃっとしたゼラチン質だけれど、中にはしっかり芯が残っているのでまるで低反発枕のような食感が楽しめる。味は

          タペストリーの真実(2024.08.19)

          不慣れなもんでね、人生に(2024.08.18)

          洒落怖「リアル」の朗読が怖すぎて泣いちゃった。体を強張らせすぎて肩が痛い。ありえないくらい尖った鳥肌が両腕を覆い、その跡がまだピリピリと痛む。この話は洒落怖の中でも屈指の名作で、昔ベッドの中で読み今日の自分と同じように震え上がった記憶が蘇る。そのことを忘れて軽い気持ちで聞いちゃったのが迂闊だった。 リンク貼っておきます。民俗学を扱うVtuber 諸星めぐるさんの洒落怖考察ライブです。元の作品は検索すれば読めるので夏の間にぜひ。僕と一緒の、ひとりでトイレに行けず風呂にも入れな

          不慣れなもんでね、人生に(2024.08.18)

          パーティーはいかほど(2024.08.17)

          喉の渇きに耐えきれず目を覚ましたのがついさっきのことで、睡眠導入剤を飲んだのがぴったり2:00だったから、眠っていたのは2時間くらいの間だ。 暗闇の中、昼間に気まぐれでやったスクワットのせいで熱を帯びた両足をじりじりと交互に動かしてようやっと冷蔵庫にたどり着く。筒状のポットにつくり置きしてあるルイボスティーを飲もうとしたけれど、コップとの距離感を見誤り机も床もびしゃびしゃになってしまった。 思いつきで慣れない筋トレをした自分を責めつつ、震える足で体を支えながら拭き掃除。や

          パーティーはいかほど(2024.08.17)

          ふがいなし(2024.06.15)

           『LIFE』のアナログ盤が再販されるというので、ナーンにも考えずに注文した。メールで報せが届いてフーンって思ったよね。3分後には決済完了のメールが届いて、それもフーンって感じでサ。  何も考えなかったというのは嘘で、お金がないしレコードを聴く環境もないし…という購入しないための理由の方が先に思い浮かび、それに対する反証…絶対に手に入れるべき理由も用意しないうちに住所やカードの番号を入力する指が勝手に動いた。あとでナーンにも思ってないふりをして下をペロッと出しながら彼女に報

          ふがいなし(2024.06.15)

          うずまきとメリーゴーランド(2024.06.14)

           猫のひっかき攻撃によってさざ波が掻き消える。Tシャツがめくれた腹の上に飛び乗ると、ほどなくして喉を鳴らし始める。そのゴロゴロという音が波のリズムに重なり始め、僕は砂浜に戻ることができた。砂浜から上がってすぐの場所に石垣で挟まれた小径があり、ついさっき1枚の写真を撮ったことを思い出す。わざわざ同じ夢の中に戻ってきたのはその写真を回収するためだったのだ。夢と夢の断裂を繋ぐ、辻褄をぴったり合わせることができた。しかし2度目のひっかき攻撃をくらったせいで持ち帰ることは叶わなかった。

          うずまきとメリーゴーランド(2024.06.14)

          きみは刺す虫か(2024.06.13)

           季節柄、僕の部屋には様々な虫が部屋に迷い込んでくる。小さな羽虫に分類されるのだろうけれど、その存在を看過することが難しく、蛾と呼べるほど大きくはないのだけれど、ひっきりなしにばたつく羽とぷっくり膨れたお腹が不穏なイメージを喚起する。きみは刺す虫か。  仮に刺す虫だったなら、殺生への罪悪感も多少は薄れる。正当防衛というやつだ。  しかしきみが刺さない虫だということに僕は気がついている。その膨れたお腹に鋭い針を仕込んでいるのだいうと思い込みがほしい。言い訳をしたいのだ。きみ

          きみは刺す虫か(2024.06.13)

          マイナスいくつ(2024.06.12)

           普段はビール・芋焼酎・ウイスキーばかり飲んでいるけれど、今日はあまーいお酒に甘やかされたい心持ちだ。  在宅で絵を描く仕事をしている彼女が締め切りに追われ、一睡もせずぶっ続けで33時間をPCの前で過ごした。もちろん僕には手伝うことが出来ず、料理や洗濯といった些事をこなすことで一応のサポート態勢を取っていたのだけれど、役に立っていたという自信はない。  その最中に母親から電話があり実家の一大事を知らされ途方に暮れる。ちょうど揚げ物をしていて、すべての鶏肉をちょっとずつ焦が

          マイナスいくつ(2024.06.12)

          ウジー・デッカーと映画のエクスペリエンス(2024.06.11)

          ・『ボミー・ノッカー…じゃなくて『マッドマックス:フュリオサ』を観てきた。鑑賞するその日のコンディションによって評価が分かれそうだ。「IMAXで観れるうちに行っとくか〜」くらいの熱で観たのがよくなかったのか「怒りのデス・ロード」の時ほどの、掛け値なしの大興奮は訪れなかった。鑑賞の態度がよくなかった可能性は大いにあり、アイスコーヒーを片手に干上がった世界に没入しようなんて勘違いも甚だしい。自分の血管にストローを突き刺し、それをチュゥチュウやりながら観るべきだったのだ。んー、なん

          ウジー・デッカーと映画のエクスペリエンス(2024.06.11)

          空海の恋空(2024.06.07)

          ・最近はPCではなくスマホで日記を書いているのだけれど、心なしか内容がフランクになっている気がする。デバイスにテキストの内容が左右されるのは当然かもしれない。PCの場合は座ってじっと画面を見つめ続けなければならないが、スマホだと部屋の中をうろうろしながらの注意散漫な状態で書くことができる。 ・スマホだと「ctrl + ◯」が使えないので、文章を書き直すための手間がかかる。いちいち書き直すのが面倒くさいため細かいことをいちいち訂正しなくなるので、書くスピードもむしろPCより早

          空海の恋空(2024.06.07)

          人間として生きる(2024.06.06)

          ・今日はちょっとダウン気味なのでサッと書いてガッと飲んで寝る。 ・風呂って嫌よね〜。風呂に入ることそれ自体に気持ちよさを感じられない僕にとっては面倒ごとでしかない。それでも(ほぼ)毎日入るんだけど。今日は別にいいかな。 ・この前いっしょにご飯を食べた友達が、入浴中に浮かぶ考えを外に追い出す方法を身につけたと言っていた。頭のてっぺんに思考を集めて放出するらしい。眠るときにも応用が効くそうだ。すごいな。鍛錬の賜物だ。禅の修行とかで会得するやつだよな。やっぱり身体ってある程度は

          人間として生きる(2024.06.06)

          おじゃる丸の好きな回(2024.06.05)

          ・NewsPicksに月額料金を払って『WEEKLY OCHIAI』を観てる人のことをどう思いますか?僕は特に何にも思わないですけれど、みなさんはどうかなぁって。小難しい話をわかったようなフリしてうんうん頷きながら、インテリの気分に浸って満足してるだけじゃないの?とか、みなさんは思ってそうですよね。念を押しますが、僕はそんな風に考えたこともないです。一応ね。問いかけてみただけです。 ・『うしおととら』『からくりサーカス』の藤田和日郎先生が喋っている姿をどうしてもフル尺で観た

          おじゃる丸の好きな回(2024.06.05)