ジャズ定番コード進行251とは(超初級)
前回、ジャズっぽい雰囲気はコード(和音)で作れると言う話をしました。
そしてコードの流れはコード進行と言い、ジャズには定番のコード進行があると言うこともお伝えしました。
今日は定番のコード進行251について、説明したいと思います。
■前提(コードとは)
1.コードの世界ではドレミファソラシドのことを、CDFEGABCと呼びます
2.コードCとは、ドから始まる和音ドミソを意味します。
例:F=ファラド。G=ソシレとなります。
※コードとは和音の一番下の音をCDEFGABで呼んだもののことです
■251とは
(超簡単に言えば)4つ上のコードに進むこと
■説明
4つ上のコードに進むと、非常に腑に落ちる響き(解決と言ったりします)になる
■例
Cから見て4つ上はCDEF・・・Fです!
Gから見て4つ上はGABC・・・Cです!
■実際の使われ方
ではここまでの情報で「君はjazzを聴かない」のコードを見てみましょう
赤枠のコードが4つ上に進んでいることが分かります。
ジャズっぽい雰囲気になる理由はこのコード進行が原因だったワケです。
ちなみにコードの横にm7とか7とかついていますが、それは一旦無視しましょう。
まず4つ上に進んでいると言うことがポイントです。
■補足:どうして251と呼ぶのか
CDEFGABに番号をつけて1234567と呼びましょう
この中で251を抜き出すと、D G Cですね
先程の例の通りD→Gも、G→Cも4つコードが上がっています。
このように、4つずつコードが上がる場合、便宜上コードに番号を振って251と呼びます。
もしAを1とした場合、ABCDEFG=1234567になります。
この中で251を抜き出すと、B E Aですね。
このように、どこを1とするかは自由に変えてOKです
※「B→E→A」は上の楽譜でも登場してきています。(2つ目の赤枠です!)
■最後に
かなり省略しているので、不明点も多いかもしれませんが、一気に話すと混乱しやすいので、今回はこの辺までにしたいと思います。
また続きの解説も投稿予定です(マニアックなので要望次第ですが)
最後に、もう一度上の音源を貼りますので、251を確認してみてくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?