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無職、内定。

そんなわけで、先日無事内定をいただけた。ありがたい話である。

みんなが知ってる有名な大企業ではないが、条件面や仕事面では自分が納得いく会社だと思う。

決して焦って決めた会社ではない。しっかり行きたいと思えた会社だ。


というのも実は以前にも内定をもらったことがあった。会社の雰囲気は悪く無さそうだった。

しかし、その段階で無職4ヶ月目に差し掛かろうとしていた。結構疲弊もしていた。

「もうここでいいかも。」という妥協案が何度頭をよぎったことか。


ただ結局そこは内定辞退をした。理由は、行きたい業界でなかったことと、今度の就職は妥協しないと決めたことを思い出したからだ。

過去の自分のnoteを読み返した。一番つらかった時期はそんな思いをnoteに書き散らしていた。後悔や焦りがありありと思い出された。

しかし一番後悔していたのは、やはり現役時にしっかり会社選びをしていなかったことだった。そして妥協するなと何度も書いていた。

今回は、そんな過去の自分に従った。


正直内定を辞退したときは、不安で堪らなくなった。「またこれからも求職期間が続くのか」と。

でも腹も括れていた。「こうなったらやるだけるしかない」と思うようにもなっていた。

不安と反骨心がないまぜだった。


そして内定を蹴った翌日に、新しく受けた会社から、内定をいただけた。

まさか通ると思っていなかった、私の希望にマッチし過ぎていた会社だった。

それはもう二つ返事で承諾した。


今回の4ヶ月間の求職でわかったことは、苦悩のほんのちょっと先にゴールがあるかもしれない、ということだ。

ただ苦悩した期間は、確実に私を強くしてくれた。生まれて初めて腹を括ったかもしれない。私はあまり悩まない性格だが、最初に内定を頂いた会社を蹴るかどうかは、三日三晩悩んだ。


次の会社も正直働いてみないとわからない部分は大きい。ただそれは何処でも同じだろう。

ただ新卒の会社の時と確実に違うのは、4ヶ月間のお祈りの苦悩を耐え抜いた無職の私がいることだ。彼が私を必ず支えてくれるだろう。


とりあえず自分に労いの4L焼酎をプレゼントすることとする。

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