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鬼の旅

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#鬼の旅

《鬼の旅9》 白山神社の謎と封印された過去

ヌナタマ姫が姿を現した翌日は、
久々に晴れ青空と太陽が出ていた。

これなら、電車&20分の徒歩も大丈夫そうだ

糸魚川駅から能生駅に向かい
そこから能生白山神社へと向かった

白山神社といえば、菊理姫命が主祭神であるが
不思議なことに、この神社の御祭神に
菊理姫はいない。

さらに、なぜか伊弉諾命が祀られている。

手を合わせた瞬間

「これは全て嘘である」

と聞こえた。

やはり…

能生駅

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《鬼の旅8》 いよいよヌナタマヒメの元へ

この二日間は地元の人でも驚く
大雪に見舞われた

幸い、宿泊先から徒歩圏内だったので
*ヌナタマヒメもいらっしゃる天津神社へ
(*本書では敢えてこう表記する、以下同)

参道のみ雪かきしてくれているおかげで
何とか参拝できた

まずは本殿にご挨拶、瓊瓊杵尊より

「よう、参られた。
ヌナタマヒメが奥で待っておる」
と告げられる。

奥にはどうやったらいけるのだろう?
右側に奥につづく道があったので

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《鬼の旅7》 ヌナカワヒメの正体

糸魚川と言えば、翡翠が有名だが
翡翠とはそもそも何なのか?

そのことを調べ始めてから色々と繋がり
まさかの正体に驚愕することになるー

翡翠とは? 1000年の空白の謎

翡翠が国石であることをご存知だろうか?

豊穣と繁栄をもたらすとされた、糸魚川翡翠。
霊性の高い石とされ、埋葬時には
副葬品として埋めていたという。

その背景には、翡翠に死んだ人を蘇らす力や
死後の旅の安全を守護する力がある

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《鬼の旅6》 鬼女になりかけていた存在

この日は氷見から糸魚川へ移動した。
電車で2.5時間の移動ー
大雪の影響があったが
それでも電車が動いていて助かった。

車内で、宿泊する場所を確認しようと
予約サイトを開くと…

絶対に予約をしたはずなのに
反映されていない。

システム上、2日前までに予約をしないと
宿泊できないのでこれには焦った。
なんせ、3日も宿泊予定だったからだ。

お昼過ぎに糸魚川駅につき、
ようやくご飯にありつけた。

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《鬼の旅5》 石川県 黒龍と鬼

福井を後にし、向かったのが石川県。

元々、金澤神社へ行く予定だったが
旅出発の二日前に海巫女より
「黒船神社」にも行ってほしいと。

ふたつのミッション

まずは、金澤神社からご挨拶へー
ここでもいくつかミッションがあった。

一つは、稲荷社の小さなきつねが
本来の場所へ戻りたがっているので
まずはピックアップすること。

もう一つは、龍の彫刻がなされた
灯籠があるのだが
その龍が何か必死にもが

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《鬼の旅4》 福井 永平寺 300年の時を超えて

京都から高速バスにて福井へ向かった。
訪れたのは、曹洞宗大本山永平寺。

雪が降り積もる中、無事辿り着くことができた。
ここに来た理由は、
「亡き方より届けたい大切なメッセージがある」
とのことで受け取りに来たのだった。

しかし、それだけではなかったようで
向かっている道中、海巫女より連絡があり

と…

永平寺の仏殿に向かうとこちらにも
弥勒菩薩がいらした。

昨日、がっつり繋がれたおかげで

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《鬼の旅3》 京都 弥勒菩薩と空の世界

奈良を後にし、次に向かったのが京都。
木嶋坐天照御魂神社と広隆寺だった。

木嶋坐天照御魂神社には全国的にも珍しい
三柱鳥居がある。以前は近くまで行けたそうだが
今は柵があり、間近で見ることはできないが

それでも、異空間だった。
いや、むしろそれくらい距離がないと
グルグルして、危なかったかもしれない。

わたしには、その三柱鳥居から光の柱が天まで
立っているのが見えた。

まるで道路のように、

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《鬼の旅2》 奈良 高鴨神社と鬼門神社

朝から向かったのは
奈良県 高鴨神社
全国加茂系神社の元宮

こちらに参拝する前日に海巫女より

「黒い岩を高鴨神社で預かるから
それを鬼門神社の然るべき場所に
置くみたい」

との指示がー

黒い岩、黒い岩…

と念頭におきながら本殿にご挨拶すると
こんな言葉をいただいた

信ぜよ、信ぜよ
全ては己の中にある

その信念を導くのが私たち神の
役割である

まさに、この後この言葉通りのことを
体験

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《鬼の旅1》奈良 鹿と春日大社

旅がはじまる朝から海巫女と
同時に大きな氣づきを体験した。

それは、「こんなにも愛されていた」
と深いところで愛を感じる体験だった。

そして、この体験をしたことが
後に訪れた木嶋坐天照御霊神社での
「空」のメッセージ、そして体験に繋がるー

春日大社の鹿に枝を返すミッションこの記事で書いた通り、
参道で待つという鹿に枝を返しに向かう

途中、やたら気になる木があったので
意識を向けると、必死に

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