焼きいものがたり12 好奇心
どうするべきか?
やめておくか? 普通ならそうだろう?
私はある店の🍠機の前で静止している。
だが思考はループし、止まることはない。
今日、🍠をすでに二個食べている。そして結構、お腹いっぱいだ。
だが出会ってしまったのだ。昔ながらの石焼き芋。
その店の🍠は品種は表示されていない。
しかし私の経験から紅はるか、紅天使を使っているのではないかということだ。
確かに、紅はるか、紅天使であれば遭遇率は高く、これまででも結構食べている。
しかし、店によって焼き方、産地、大きさなど様々な違いがある。
「まして、昔ながらっぽい石焼き芋の機械を使っているこの店の🍠は、、、絶対に食べたことがない味がするに違いない!!」
やはり止められなかった。すぐにレジに向かう。
店員さんはかなり愛想が悪い。何か嫌なことでもあったのだろうか。
「ありがとう」を多めに言って、なるべく多くの元気を振りまいて店を出る。
公園へ移動。
「いただきます!!」
パクッ!!
美味しい。甘味はそこまでないが、🍠の味が強く感じられる。香りがまた良く、🍠の可能性をさらに拡大させてくれる。しっとりとしていて食感もたまらない。
納得できたんだし、とても良い判断であった。
例えひどい結果であったとしても納得できたはずだ。
好奇心は止められない。
食べ過ぎた日はやっぱりそうで、おならも止められなかった。
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