次にくるカメラって?
日本が世界に誇る技術の中の一つとしてカメラがあります。
アマチュアでもプロでも、スポーツ中継でも記者会見でも海外製のカメラを見かけることは未だに少ないですよね。
なんでも世界のシェアの約9割はキヤノン、ニコン、ソニーが独占しているんだそうです。
その後続には更にオリンパスや富士フィルム、パナソニックが続いているというから驚きです。
安かろう悪かろうは許されないカメラ業界は日本にとっては得意分野なのかもしれませんね。
先ほど挙げたキヤノン、ニコン、ソニーの上位三社をはじめとした国内メーカーはより高画質、高性能を求める傾向にあります。
今から入る隙なんて到底ないと言えるほどガチガチに固められているカメラ業界。
各社が発売しているカメラは甲乙付けがたいものといえるでしょう。
ちなみに筆者は次にカメラを買うとすればソニーのα7S II...ではなく型落ちのα7Sを考えています。
後継のα7S IIは民間用のカメラとして始めて国際宇宙ステーションの船外での4K撮影に成功したそうです。
人間の目より明るく撮れるんじゃないの、というほどの高感度カメラですから宇宙に持っていくのも頷けますね。
現在、世界一のカメラを出せって言われると悩むかもしれませんが、少なくとも宇宙一の民間用カメラはα7S IIといえるのではないでしょうか。
暗所での映像は筆者のような初心者でも感動するので是非見てください。
すこし話がそれましたが、最近のカメラユーザーの事情を鑑みるに画質がいいカメラさえあればそれでいい、というわけではないように思えます。
いわゆる”味”を求めるユーザーが増えてきました。
歴史と流行は繰り返すそうです。
最近は以前よりもフィルムカメラに人気が集中し、肝心のフィルムが少なくなっているという話も聞きますし、写ルンですやチェキといったインスタントカメラも再評価されてきています。
iPhoneなんかで撮られた写真はinstagramに投稿する際、わざと色味をくすませて編集されることも多いですよね。
筆者自身、ポラロイドのSX-70という1972年に発売されたカメラを一台所有しています。
フィルムの高騰もあり写真一枚に300円(!)もかかるカメラですが、やはりこれはこれで楽しいんです。
トイカメラも人気が出ています。
以前、デジタルハリネズミというトイカメラを触らせてもらったことがあるのですが、驚くほどの低画質に感動した覚えがあります。
中でも憎いな、と感じたのが動画のfpsを8コマに設定できるところ。
いい感じにパラパラしていてただの記録で終わらせない姿勢が楽しかったです。
では、次に流行るカメラってなんなんでしょう?
なんとなく流行は一巡し終わったのかなとも感じていますが、筆者はガラケーがくるんじゃないかな、と思っています。
フィルムやインスタントカメラと違い本体があれば撮影が可能なガラケー。
記憶している限りですが、あのカメラはあのカメラで味があったような気がします。
ちょうど15年前くらいの機種がいい感じに画質が悪かったとも。
撮った写真に当時のプリクラのようなスタンプが押せる機能もありました。
ガラケーで撮った写真をwi-fiつきのマイクロSDでその場でスマホへ...なんてしていたら面白いですよね。
今では誰も見向きしていませんが、あと10年くらいしたらもしかしたら・・・なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。
今の20代が親の世代になって30~40代になった頃、もしかしたら街頭インタビューで
”若者の間で20年前の携帯電話がブーム”みたいな見出しで
「え~!私たちが学生のころに流行ってたんですけど...。」
と応えている方がいらっしゃるかもしれませんね。
流行る流行らないはさておき、未来の若者に目にはガラケーは新鮮なものに映るかもしれません。
あまりにぼんやりとした未来予想ではありますが、今回はこのあたりで失礼しますね。
はい、チーズ。
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