Don't stop believing

秋になったなぁ。朝夕も少しずつ寒くなってきた。昨日の帰りも少し寒かったし、汗もそんなにかいてない。バイト時はいつもペットボトル一本買って職場へ向かっている。決まったコンビニで、決まったお茶。仕事がはじまり、バックヤードの冷蔵庫に入れて、作業に入る。汗をかいた分だけお茶を飲む。それが昨日は殆ど減ってなかった。帰りのバスで飲みながら帰ったもんだ。

今日は検査結果の日。このnoteをつけ始めるきっかけになったのも、この日を迎える為だ。悩み、苦しみ、眠れなかったり、うなされて起きたり。半ばを過ぎた辺りで「もうどうでもいいか」みたいな気分に落ち着く。

今はこの時期にしかやっていない事ができなかったのが悔やまれる。家内と映画を見に行く約束していたけど、それも難しくなった。ヴァイオレットエバーガーデン、観にいきたかった。それと来月になるけど、娘が鬼滅の刃を観に行きたがっているので、これもできなくなった。出来たのは自分の周りのGtの足場ぐらいか。でも買ってよかった。今のバイトを初めてやっとの思いでかったGT-1。それとMULTISTOMP。これでいまのオイラは音作りに関して言えば十分な程。あとはスタジオでかき鳴らすだけ。スタジオはギリギリで行けそうな感じ。まあ、前倒しになればそれもなくなるけど、メンバーは理解してくれていた。バイト先もそう、極妻みたいな頭だけど、義理人情的な姐御肌。確かに口は本当にヤクザだし、仕事はもうブラックと行っても過言ではないけど、「何かあったら相談しなさい」鬱の話をした時にそう言ってくれた。検査結果を言ったら、「とにかく笑いなさい。決して腐っちゃ駄目。わかった?首?何言ってるの、とりあえず治療して、すぐにはむりだろうから、できそうならまた連絡してきな」

おいらバイトだよな。普通、2ヶ月も休んだら首になるとずっと思ってた。今のバイトは前にも書いたと思うけど、今の自分には本当にあっている。一人で作業して、任された作業が終わればそれで終い。早い日もあれば、時間がかかって遅くなる日がある。自分は後者だが、それでもストレスは差ほどたまらない。

「咽頭癌」

今日出された診断結果。しかも1次だから、全てではない。来週に最終診断結果と入院の治療方針等の説明があると思われる。言われたのは2ヶ月の入院で手術はなく、放射線治療と投薬での治療。

癌、これだけ聞くと重い病気になる。しかし、腫瘍でも良性のもでも癌扱い。患部は相変わらずしこりがあり、腫れているが、それ以外は本当に元気。煙草が原因でと良く昔は言われたが、別にこちらの因果は無いとの事。

言われたことが簡単すぎて、拍子抜けしたところは正直ある。癌の実感は無い。他人事にあー自分は癌だったんだ。と。予測もしていたから心積もりはしていたけど、言われた時はやっぱりショックはショック。でも、すぐに平然といられた。これはいろんな修羅場を潜ってきた自分の強さかな?そんな強い人間ではないのは間違いない。打たれ弱いし、すぐに顔にでる。それでも平然としているのは、何か勝算があるのか?そんなものあるはずもない。負け続けた人生に慣れたのかな。そっちの方がしっくりくる。

まだまだやりたい事は山程ある。一つ一つ今はやって生きている。今日も、明日も明後日も。

腐るのは簡単だろう。でも腐るのもいい加減疲れたし、だったら、前を向こう、壁を登ろう。階段を駆け上がろう。そう思った。

オイラはまだ止まらない。あがいてあがいてあがき続けてやる。

ZIGGYのDon't stop believingの歌詞が丁度当てはまる。良いよ。世界中がオイラに愛想をつかしてもでも、Gtを片手にあがき続けてやる。

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