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島前(どうぜん)note

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隠岐島前ってどんなところ? 祭、イベント行事、ちょっとした出来事など幅広いジャンルの記事をまとめています! 海士町・西ノ島町・知夫村での“リアルな暮らし”が垣間見え、移住前、旅…
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#地方移住

離島で暮らすをもっと身近に。まるっと届ける、島前noteについてご紹介します!

こんにちは。 島暮らし歴11か月、還流note編集担当田中です。 現在、「大人の島留学」という1年間の就労型お試し移住制度を使って島根県の隠岐島前地域で暮らしています。最近、島の中で驚いたことは、イベント会場の傍らで”ご自由にお取りください”と書かれた大量のサバが置いてあったこと。 ▼このエピソードをイラストにしてくれました。 まだまだ非日常が多いなと感じつつ、小さな驚きを楽しみながら過ごしています。 さて、皆さん。 ”離島暮らし”と聞いて何が思い浮かびますか? の

【島留学体験記】やりたいことに真っすぐ向き合う自分になりたくて。

新卒3年目。周りがキャリアアップしていく中、退職して島に来た。 来島して1か月経った今、感じていることは。 初めまして。 4月からNote管理人となった小林です。 大人の島留学という制度で、隠岐諸島の西ノ島で1年間暮らすことになりました。 今回は、自己紹介も兼ねて、来島してからの約1か月を振り返りたいと思います。 島に行くと決めるまで 前職では、簡単にいうとキャリアコンサルタントのような仕事をしていました。 月に100件ほどの面談、履歴書添削、面接練習、テレアポ、営

【島留学体験記】お釈迦様にお茶をかけるって本当?

お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」。 みなさんはこの行事、知っていますか? こんにちは、note管理人の小林です。 5月15日、長福寺で行われた「花まつり」に参加しました。 地元の方も知らない人が多いという行事ですが、一体どんな行事なのでしょうか。 今回は、そんな「花まつり」の体験レポートです。 不思議な体験、不思議な味 長福寺の本堂に入ると、華やかな机が用意されていました。 お花が綺麗にいけてあり、そのお花の前には小さなお釈迦様の像が立っていました。 右手で天を指し

東京のカメラマンから離島のホテル経営者へ。家業を継ぐためにUターン。

『実家がなくなるのは嫌だから、島に戻ってきた』 大変な仕事とわかっていても、島に戻って家業を継いだ理由とは? 今回お話を伺ったのは、西ノ島のホテル『国賀荘』を経営されている升谷圭吾さん。 家業を継いで感じたことや島での暮らしについて伺いました。 島を出て東京へ 隠岐の島前高校を卒業したあと島を出て、東京の専門学校で写真の勉強をしました。 写真は高校生のころから興味があったんですよね。 報道カメラマンの『マグナム・フォト』っていう写真家集団が好きで。 例えば、戦場の写真

大工、馬飼い、ときどき釣り。

『島に戻るつもりはなかった。でも約束があったから戻ってきた。』 一度離れても、育った町で暮らす意味とは? 今回お話を伺ったのは、島の大工さんで馬を飼っておられる亀澤哲則さん。 自然のなかで馬を飼いながら暮らす、島での生活について伺いました。 大工として40年 父親が大工で、子どもの頃からその仕事しか見てなかった。 幼稚園のアルバムにも「大工になる」って書いていて。 自分も大人になったら大工になるもんだって思っていた。 中学を卒業してからは、松江市の職業訓練学校に。 3

【島留学体験記】島のみんなが主役になれる?西ノ島の”フェス”に参加してみた。

6/1に西ノ島町コミュニティ図書館 いかあ屋にて、いかあやフェスが開催されました。 家族連れで楽しめる”フェス”って一体どんなフェスなのでしょうか? 今回は、そんな「いかあやフェス」に参加した体験レポートです。 朝9時半、いかあ屋に到着。 10時からのオープンに向けて、各ブースの方々が準備を始めていました。 「テントを張るの手伝って~」という声や楽器の音が聞こえてきて、会場はすでにちょっとしたお祭りモード。 いかあやフェスは、マルシェやワークショップ、ステージ企画など、有

Uターン移住の理由は何でもいい、西ノ島で”足りていること”を知ってUターンしました。

今回お話を伺ったのは、西ノ島町役場・企画財政課の梶谷さん。 ふるさと納税や離島振興に係わることを担当しています。 Uターン者目線ならではの島への思いなどをお話いただきました。 関東で進学・就職したのち故郷の西ノ島へ 梶谷大樹です。 いま29歳で、西ノ島町役場で働いています。 高校卒業まで西ノ島にいて、その後東京・神奈川で学生生活を送り、 卒業後に不動産会社に入りました。 計6年間を関東で過ごして、西ノ島にUターンで帰ってきました。 Uターン後すぐ役場に入ったわけではな

【島根の離島の振り返りnote】西ノ島町、今年度はどんな1年間だった?

こんにちは、note管理人の露木です。 2024年も既に3月、早いもので私も来島から1年が経とうとしています。 そこで今回は、2023年4月からこれまでの西ノ島町を月ごとに順番に振り返ってみたいと思います。 各種イベントについてもご紹介していますので、来島される際のご参考にもしてみてくださいね。 ちなみにサムネイル画像は名所・摩天崖で撮影したものです。 4月「夕日カフェ」 4/22(土)、国賀浜ロータリーにて、「夕日カフェ」が催されました。 サザエのつぼ焼きや隠岐誉

ゆっくり、海士町を歩いてみる

海士町に来てから、ただ道を歩きたくなったり、 自然を見てみたくなったりすることが多くなりました。 海士町note担当、R5年度大人の島留学生です。 海士町に来るまで、休日は何かと予定を入れてどこかへ行ったりしたけれど… ないものはないからこそ、見てみたいものが出てくるのかもしれません。 夏はじりじりと照りつけていた太陽もおとなしくなって、 外に出られる気温になったことも、一つの理由でしょうか。 港の近くに、なんだか登っていけそうな道を見つけました。 登ってみるとその先

ちぶり通信1_人口600人の島、知夫村に引っ越して

今何してる? 昨年の12月東京の会社を退職した後、私は島根県の隠岐諸島の人口600人の知夫村で働き始めた。 隠岐諸島って?知夫里島って? 隠岐諸島は、知夫里島(知夫村)、中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)、隠岐の島(隠岐の島町)の4島で構成されている。 4島がユネスコ世界ジオパークに登録されており、地球環境科学を学んできた私にとって夢のような島となっている。 そのなかで知夫村は面積も人口も最も小さい島である。 観光スポットは、赤壁(せきへき)、赤ハゲ山、島津島

「地域に寄り添う組織でありたい。」AMU WORKが3周年を迎えました。

2023年11月に設立3周年を迎えるAMU WORK(アムワーク)。 節目となるこのタイミングで、AMU WORK代表理事の奥田 和司(おくだ かずもり)さんにお話を伺いました。 AMU WORK設立の経緯と今後の展望、海士町に対する思いをお聞きしました。 はじまりは観光の分野から。 もともと、産業振興に携わっていて。 そのときに感じた課題が、観光の分野での人手不足だったんです。 旅館をやっているところも昔と比べたらだいぶ減ってしまったし、お盆になって地元のひとが帰省し

【令和5年島体験】西ノ島での暮らしを経て、次のステップへ

プロフィールーー今日はよろしくお願いします!改めて自己紹介をお願いします。 大学4回生を休学中の21歳です。 長崎で生まれて3歳までいて、その後は東京でずっと暮らしていました。 K popが好きです! なぜ島体験に?ーーありがとうございます、まずは島体験に参加した理由を教えてください。 きっかけはボランティア団体の友達(知夫村の同じく4-6月期の島体験生)に「私これ行くから行かない?」って言われて「あー、分かったいいよ~~」って。 でその後ちゃんと調べて、おもしろそうな町

【令和5年島体験】自分の中で変化が生まれた、西ノ島での日々

プロフィールーー今日はよろしくお願いします。改めてになるけど、まず自己紹介をお願いします! 仕事は、クリエイティブ関係をやってきました。 主に、写真や動画の撮影編集、ロゴデザインなどです。 趣味は、漫画、音楽、スポーツ、アートなどです。⻄ノ島に来てから、自然が好きだと改めて感じるようになりました。 なぜ島体験に?ーーではまず、島体験に参加した理由を教えてください。 都会は好きなんだけど、都会での生活には、学生の頃から違和感を感じていました。地元沖縄が都市化していく様

【令和5年大人の島留学】生粋の東京ガールが島根県・西ノ島へ

小野さんのプロフィールーー今日はよろしくお願いします。まず自己紹介をお願いします! 小野詩織です。東京都出身の22歳です。(2023年5月現在) 今は大学を休学して島留学に参加しています。 所属は西ノ島町役場・企画財政課の企画広報係です。 なぜ島留学に?ーー詩織ちゃんは2023年1月から3月までの島体験生として西ノ島に来たとのことですが、まずは島体験に参加した理由を教えてください。 大学4回生だった2022年の12月に、23卒としての新卒の就職はしないことに決めました。 当