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島前(どうぜん)note

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隠岐島前ってどんなところ? 祭、イベント行事、ちょっとした出来事など幅広いジャンルの記事をまとめています! 海士町・西ノ島町・知夫村での“リアルな暮らし”が垣間見え、移住前、旅…
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#西ノ島

離島で暮らすをもっと身近に。まるっと届ける、島前noteについてご紹介します!

こんにちは。 島暮らし歴11か月、還流note編集担当田中です。 現在、「大人の島留学」という1年間の就労型お試し移住制度を使って島根県の隠岐島前地域で暮らしています。最近、島の中で驚いたことは、イベント会場の傍らで”ご自由にお取りください”と書かれた大量のサバが置いてあったこと。 ▼このエピソードをイラストにしてくれました。 まだまだ非日常が多いなと感じつつ、小さな驚きを楽しみながら過ごしています。 さて、皆さん。 ”離島暮らし”と聞いて何が思い浮かびますか? の

幼い頃から海と釣りが大好き。なるつもりはなかったけれど、島で漁師になりました。

島根県内でも隠岐は屈指の漁業のまちで、令和3年の隠岐地域の漁獲量は約6.7万トン(県内75%)と、島根県の水産業の根幹を支えています。(※隠岐支庁農林水産局資料より) そして今回お話を伺ったのは、西ノ島でまき網漁を行う「株式会社一丸」の漁師、福島海さんです。 漁師という仕事の大変さや、生まれ育った西ノ島での暮らし、島への思いなどをお伺いしました。 漁師になるつもりはありませんでした 一度島外に出たんですが、ずっと西ノ島にいます。 高校卒業後、海上自衛隊に入る予定だっ

Uターン移住の理由は何でもいい、西ノ島で”足りていること”を知ってUターンしました。

今回お話を伺ったのは、西ノ島町役場・企画財政課の梶谷さん。 ふるさと納税や離島振興に係わることを担当しています。 Uターン者目線ならではの島への思いなどをお話いただきました。 関東で進学・就職したのち故郷の西ノ島へ 梶谷大樹です。 いま29歳で、西ノ島町役場で働いています。 高校卒業まで西ノ島にいて、その後東京・神奈川で学生生活を送り、 卒業後に不動産会社に入りました。 計6年間を関東で過ごして、西ノ島にUターンで帰ってきました。 Uターン後すぐ役場に入ったわけではな

クラウドファンディングにも挑戦中!離島のお土産作りに奮闘する大学生の思いとは?

こんにちは、note管理人の露木です。 今回は西ノ島の名産である「岩ガキ」の缶詰めのお土産を開発中の、大人の島留学生・西野さんにインタビューしました! 大人の島留学の期間は1年間、3月下旬で任期が終了となります。 いよいよ活動も大詰め!ということでお土産品開発という大きなプロジェクトを進めてきた彼女の思いを伺いました。 「商品開発をしてみたい」という思いで飛び込んだ島留学 私は大学を休学して大人の島留学に参加しています。 元々やりたいことが明確にあった訳ではなくて、そ

【島の観光を盛り上げたい!】「つながる 隠岐プロジェクト」の西ノ島担当者にインタビュー!

今回お話を伺ったのは、株式会社JTBから、西ノ島役場・観光定住課に出向中の村瀬さん。 「つながる 隠岐プロジェクト」の西ノ島担当として、西ノ島の観光を更に盛り上げようと日々業務に取り組んでいます。 西ノ島に来るまで 村瀬貴久です、東京都出身です。 株式会社JTBでは元々、海外旅行の旅行商品を作る業務をしていました。 主にアジア圏、特に香港やマカオはトータルで10年くらい担当していました。 コロナ渦になって2か月だけ「Go Toトラベル」の事務局に出向にって、 その頃に「

【島根の離島】隠岐・西ノ島ってどうやって行けばいいの?~関東からのんびり編~

「隠岐って遠そう」「どうやって行くのか分からない、調べるのすら大変」 そう感じている方、いらっしゃるのではないでしょうか? そこで今回は、関東から西ノ島への個人的おすすめルートをご紹介していこうと思います! (筆者の実家が関東なので関東となります…それ以外の地域の方は今回はすみません😭) 関西圏の方は海士町さんが紹介しているこちらの記事も参考にしてみてください!西ノ島町ではありませんが、お隣の海士町までの行き方が紹介されています。 長い旅程とはなりますが、その道中にも楽

【令和5年島体験】休学して北海道から島根の離島へ。変化した島へのまなざしとは?

今回のインタビューは鈴木さん。 R5年4月期の島体験生として来島し、 滞在を延長して半年間を西ノ島で過ごしました。 別の地域でインターン後、再び西ノ島に3週間ほど滞在していたその期間にお話を伺いました。 来島のきっかけ ー自己紹介をお願いします! 鈴木花です。 出身は北海道の函館で、今は大学4年を休学しています。 島が楽しくて島体験を延長しました。 島体験期間は役場の産業振興課に所属して、主に(株)日本海隠岐活魚倶楽部(以下、活魚)さんで働いていました。 島体験に参加し

20代で島根の離島にUターン、地域とそこで暮らす人々に恩返しを。

今回のインタビューは「一般社団法人 島前ふるさと魅力化財団」の 地域魅力化事業部で働く近藤弘志さんです! 「一般社団法人 島前ふるさと魅力化財団」(以下「財団」と表記)については下記サイトをご覧ください。 (筆者はこちらの財団が携わっている大人の島留学という制度で西ノ島で暮らしています。) ※大人の島留学とは、隠岐島前3町村(海士町・西ノ島・知夫村)で、仕事や普段の暮らしに挑戦できる1年間の就労型お試し移住制度です。 ーー今日はよろしくお願いします!改めてではありますが自

【しまね女子ブログ】ゆるやかに脱皮を繰り返す 〜西ノ島で3回転職した3児の母の9年間〜5齢 日照量とともに変化する人々の暮らし

こんにちは!しまね女子ブログ 隠岐担当、西ノ島在住の小山亜理沙です。

 この記事を書いているのは11月上旬ですが、 秋どこ行った?というくらい寒いです。 小さい秋を見つけた思った頃にはもう冬。 隠岐と言えば「日本海の冬」! 四季を通して隠岐で過ごし、自然への考え方や付き合い方は一変しました。 【島暮らし×脱皮 その11】春夏秋冬で大きく変わる島の暮らし 写真は隠岐 西ノ島の景勝地、国賀海岸にある『通天橋』。 季節や時間、天気によって違った表情を見せてくれるお気に入り

離島でお土産開発を目指す大学生が、岩ガキ養殖のパイオニアへインタビュー!

インタビューに至った背景こんにちは、note管理人の露木です。 いきなりですが皆さん、「岩ガキ」を食べたことはありますか? 秋~冬が旬の真ガキとは異なり、春~夏が旬となります。 ぷりっとした食感と、濃厚な味わいが特徴です。 そんな岩ガキは、隠岐地域、そして西ノ島の名産なのです! ※隠岐の岩ガキについてはこちらもチェックしてみてください! (「隠岐のいわがきブランド化推進協議会」のHPです) そんな岩ガキを使用したお土産品を作ろうとしているのが 大学生の西野さん! 彼女は「

【令和5年島体験】西ノ島での暮らしを経て、次のステップへ

プロフィールーー今日はよろしくお願いします!改めて自己紹介をお願いします。 大学4回生を休学中の21歳です。 長崎で生まれて3歳までいて、その後は東京でずっと暮らしていました。 K popが好きです! なぜ島体験に?ーーありがとうございます、まずは島体験に参加した理由を教えてください。 きっかけはボランティア団体の友達(知夫村の同じく4-6月期の島体験生)に「私これ行くから行かない?」って言われて「あー、分かったいいよ~~」って。 でその後ちゃんと調べて、おもしろそうな町

【令和5年島体験】自分の中で変化が生まれた、西ノ島での日々

プロフィールーー今日はよろしくお願いします。改めてになるけど、まず自己紹介をお願いします! 仕事は、クリエイティブ関係をやってきました。 主に、写真や動画の撮影編集、ロゴデザインなどです。 趣味は、漫画、音楽、スポーツ、アートなどです。⻄ノ島に来てから、自然が好きだと改めて感じるようになりました。 なぜ島体験に?ーーではまず、島体験に参加した理由を教えてください。 都会は好きなんだけど、都会での生活には、学生の頃から違和感を感じていました。地元沖縄が都市化していく様

【インタビュー】隠岐の名産・岩ガキの種苗生産を支える2人

インタビューの前に…そもそも種苗生産とは 岩ガキの種苗生産は ①親貝から卵と精子を取り出し受精させる ②眼点と呼ばれる点が表れたらコレクター(ホタテの貝殻)を水槽に投入し付着させる ③1ヶ月程度陸上(水槽)で育て、その後沖に出し、海中で飼育していく ④漁業者さんに出荷する というような流れで行われています。詳しくは下記もご覧ください。 お二人のプロフィール ーー今日はよろしくお願いします。まず自己紹介をお願いします! 幕田さん(以下、幕田):幕田匠悟と言います。出身は松

令和5年度 大人の島留学。島根の離島に若者80人が大集結!!

5月から新たに島体験生が合流し、令和5年度の島留学生・島体験生総勢80名がとうとう集結…! 島前地域3町村での生活が2ヶ月経過し、少しずつ暮らしや仕事に慣れてきた島留学生。休日にはみんなで釣りをしたり、町内のイベントに参加したり…あっという間に島に溶け込んできているように感じます。 そんな中、5/24(水)には令和5年度 大人の島留学歓迎式が開催されました! 島ならでは、和やかな雰囲気で始まった歓迎式。 海士町から吉元副町長、西ノ島町から坂栄町長、知夫村からは平木村長。