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大人の島留学

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丸ごと自分を島に投げ込んでみませんか?隠岐島前3町村(海士町・西ノ島・知夫村)で、仕事や普段の暮らしに挑戦できる1年間の就労型お試し移住制度のすゝめ
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#離島にもっと若者の還流を

”1島民として、島の最前線でまちづくりを担う”大人の島留学制度をご存じですか?

こんにちは。 #離島にもっと若者の還流をnote担当の大人の島留学生田中です。 突然ですが、皆さん。 自分を島に丸ごと投げ込んでみませんか? 「島暮らしってなんだか自分には縁のない、遠くの場所にあるもののような、でも、なんだかちょっと気になる場所。」 「島には帰りたいけど、今どんな仕事があるか分からない。今の自分で島に帰っていいんだろうか…。」 きっと色んな印象がある島での暮らしですが、 「取り敢えず、島来てみませんか。」というご提案。 ”今” から ”次” の

約100名!令和6年度大人の島留学 歓迎式を開催しました

この春から約100名の大人の島留学生・体験生が隠岐島前地域に飛び込んできました! 島で暮らし始めて1週間。全てのスタートアップ研修が終わり、これから本格的に島の一員として始まる仕事と暮らし。 4月11日(木)には令和6年度 大人の島留学歓迎式が開催されました。 歓迎式では、大人の島留学に関わる全体で11人ほどの方がお越しになり、大人の島留学生・島体験生たちは少し緊張気味のようす。 海士町からは大江町長 西ノ島町からは坂栄町長 知夫村からは平木村長 財団理事の水谷さん、

島体験は、大切にしているものを再確認する日々だった。

2023年10-12月の島体験生として海士町に来島。 海士町役場の里山里海循環特命担当として働く神野佑介さん(わさび)にインタビューしました。 来島するまでは、大学を休学して兵庫県でファシリテーターをしていました。子どもたちとキャンプをしたり、クラスづくりをしたり。そういう人との繋がりや、居場所づくりに関心がありました。 そんななか友だちからコミュニティデザインについての話を聞き、山崎亮さんの『コミュニティデザインの時代』という本を読んで海士町のことを知って。キャンプの仕

島で暮らした3ヵ月、島体験生と10の質問。

離島、延長、迷ったけど離島。 同じシェアハウスだった仲良し3人が思う、島で暮らした3ヶ月とは? 今回は、2023年度4-6月期の島体験生である、深田彩実さん、早川万琴さん、伊佐遥花さんに10つの質問を通して、3ヵ月の島体験を振り返っていただきました。 早速ですが、よろしくお願いします!! ━━Q1.まず島に来るまでの経歴を教えてください! 深田さん: 島に来る前は、新卒で東京のIT企業で2年間働いていました。 転職を考えていた時にテレビで大人の島留学を知り、興味を持っ

東京から離島へ、「人と人との関わり」から見えた先には。

東京で新卒1年目を過ごし、海士町に来島。 新たな暮らしと仕事から彼女が得たものとは…。 R5年度の大人の島留学生として海士町に来島。 海士町立海士中学校に勤務する関根彩乃さんにお話を伺いました。 新たな出会いをもとめて 社会人1年目は保育園の栄養士として給食をつくっていました。 仕事は楽しいこともあったけど、このままだと仕事のスキルが身についたとしても、人間的に成長できるかな?って考えることが増えて、悩んだ結果辞めようと思いました。 次の仕事を探していたんですけど、栄養

じっくり暮らし、観光業界で働く。大人の島留学という入口から。

前職を辞め、株式会社海士で働くことを希望して来島。 直接転職ではなく大人の島留学という制度を選択した理由とは…。 R5年度の大人の島留学生として海士町に来島。 株式会社海士(以下、株海士)で勤務する山内さん、西村さんにお話を伺いました。 島のホテルで働くと決め、退職。前職を辞め、1年間島で暮らしながら、観光分野の地方創生に取り組む「大人の島留学生」として参画した2人。 ━━海士町に来る前はどんなことをされていたんですか? 西村さん: 携帯ショップで1年間働いていました

西ノ島出身だからこそ思うこと、自分と島のあり方を見つめ直す。

西ノ島町出身、隠岐島前高校を卒業後、京都の大学に入学。そして大人の島留学に参画し、現在は岡山県で働く小林さん。 島出身だからこそ語れること、島への想いとは? 大学4年生の頃、大人の島留学第1号として参画。現在は岡山県でお仕事をされている小林さんにオンラインインタビュー。 西ノ島町出身ならでは、島の見え方や、島出身者としての想いを聞かせていただきました。 −ではまず、大人の島留学に参画された理由を教えてください。 参画当時は大学四年生。京都の大学で、地域経営を学んでい

離島に残る若者たち、島の伝統食を後世に。

島根県の離島、海士町の伝統食「こじょうゆみそ」は知っていますか? 隠岐島前高校出身で、大人の島留学を卒業した井出さんと大人の島留学の卒業生空本さん、井上さんの3人は業務委託という形で、島の特産物を販売する有限会社海士物産海士支店(以下、海士物産)で働きながら、大学時代の友人たちが起業した合同会社FUngo(ファンゴ)の業務も担っています。 そんな海士物産で働く3名による、”こじょうゆみそ”の仕込みワークショップが行われました! 海士町のあそび場あまマーレにて開催された今

「非日常が当たり前にそこにある」西ノ島での日々

京都は嵐山から、島根の離島へ。 海士町と西ノ島の暮らしから感じたこととは? 2023年1-3月期の「島体験生」として過ごした後、2023年4月からは「大人の島留学生」として西ノ島町で暮らしている殿西さん。 隠岐島前に来て8か月が経った今、どんなことを感じ、考えているのか お話を聞かせてもらいました。 仕事を辞めて離島へーよろしくお願いします!まず自己紹介をお願いします 殿西さん: 元々専門学校を出て2年間サラリーマンをして、それを辞めて飲食店で2年間働いていました。 で

2泊3日里帰りの旅。70人近くが島根の離島に帰ってきた!還流フェスに密着しました。

海士町の一大イベント『海士町大感謝祭2023~老いも若きもキンニャモニャ~』と並行して、8月25日(金)から『還流フェス~島の卒業生2泊3日の里帰りの旅~』が開催されました!! 隠岐島前高校(以下、島前高校)や大人の島留学・島体験の卒業生を対象とした里帰り旅です。 8月25日(金)来島🚢8月25日(金)続々と受付にやってきました! 今回のイベントを利用して戻ってきた島前高校卒業生や島前地域出身者はあわせて約70名近くになるそうです。 みんなで大交流!島の懇親会🙌 18時

観光の最前線で見つけた、仕事の楽しさ。島での就職は、自分の成長に繋がった。

コロナ禍真っ只中の新卒1年目、大人の島留学に飛び込んだ。制度卒業後、海士町の観光協会に就職し、島での暮らしを継続中。そんな彼は何を思い、この島に残ることを決めたのでしょうか? 今回はR4年度4月から島留学生として海士町に来島。 大人に島留学制度が終了後、今年度の4月から一般社団法人観光協会(以下、観光協会)に就職された犬塚さんにインタビュー。 大人の島留学を終え、島の企業に就職。今までのこと、これからのことを聞かせていただきました。 コロナ禍で行き詰まった就活。新しい選

心に余裕のある生活を、自分に優しくなれた島暮らしとは。

島に行くことを選択し、3年働いた会社を退職。 環境を変えて暮らしたい大きな理由が、彼女にはありました。 R5年度大人の島留学として西ノ島町に来島。 教育委員会に所属し、西ノ島町立中央公民館で勤務する亀井李佳さんのインタビューをお送りします。 来島から4ヶ月が経過し、島での生活がもたらした気持ちの変化とは…。 強い意志から大きな決断へ━なぜ島に来ようと思ったんですか? 亀井さん: 友達の知り合いが大人の島留学に参画していたことがあって、友達に「これあってるんじゃない?」と

大学を休学、ふらっと来てみた島体験。そこには仕事と暮らしの発見があった。

関東の大学に通う4年生。 昨年の夏から休学し、2023年の4月から島体験に参画。 日本が大好きでふらっと来てみた島体験。そこで彼女が気づいた発見とは? R5年度島体験4-6月生として知夫村に来島。 「農業と養鶏のITADAKI FARM(いただきファーム)」とフレンチレストラン「Chez SAWA(シェ・サワ)」で働く、小川桐奈さんにインタビューしました。 ボランティアで知れた自国愛大学では国際系の学部に入学しましたが、コロナ渦で海外へ行けず…。 「代わりに国内で何かした

転職ではなく島留学へ。島で就職という新たな選択の懸け橋に

社会人として1年働き、退職。 転職ではなく大人の島留学を選択した彼女が島で再就職した経緯とは。 今回はR4年度島留学を卒業し、今年度から島前ふるさと魅力化財団に財団総務として就職した田中沙采さんにインタビュー。 島での暮らしや大人の島留学卒業後の進路について聞いてみました。 大学時代に海士町へ━石川県の大学、経済経営学部に入学した田中さん。 海士町を知ったきっかけはなんだったのでしょうか? 田中さん: 所属していたゼミで高校魅力化プロジェクトの経済効果を研究していて。