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背中

歳を重ねることに怯えている訳ではなく
限られた時間を捨ててしまっているのではと
繰り返しのような今日を迎え
繰り返しのように終えることが怖い

何かを残さなければと
背中をさする自分の手が
不愉快に思えてくる

丸くなったこんな背に
何を負ったつもりで居るのか


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