月面の前に
毎月のようにあちこちで
月がなんだどうだの騒ぐので
夜の灯りだと勘違いしていた錯覚は溶けてしまい
簡単には身を預けられない場所だと思い出す
星の命に保証が無いように
人に保証なんてモノは無い世の中で
月面着陸何億人目でもいいから
ここに青い星がある内に
あちら側から希望を膨らませ
夢を見させて欲しい
そんな風に少しばかり
欲張るのも悪くないと思い始めてみた
まずは生きるフリが終わる前に
なんとかしなければいけないのか
無酸素空間の前に
この有酸素空間を乗り越えないと
なにも始まらない
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