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欲望の形

自分は、趣味で撮影しているのだけれども、自分にとって撮る理由とは何なのだろうか?
日頃のストレスを発散するとか?写真を通じて知らない人と交流するとか?創作意欲の自己満足とか?

しかし、考えてみるとモノを生み出すのってエネルギーが必要だし、人と会うのもストレスだったりもする。むしろ休みの日は、ボーッと過ごす方がストレスは解消できるような場合もあるし。

撮る理由は、人によって様々なんだろうかとは思うけど。自分にとっては、「架空の願望を形にする」事のような気がしていてる。

エロい願望は、男性であれば誰しも持っているものだし、それを現実にしてしまうモテモテの人とか世の中にはたくさんいるかどうかはわかりませんが。エロ漫画のような欲望の海に想像をめぐらせる行為は誰にでもあるように思う。

それは、行為ではなく風景や場面として形にすることに快感を得ているように思う。「作品」という上品なものではなく、「欲望の形」そのものを吐き出している。

そういうものだから、すごく自分の状態によって撮る意欲にばらつきが出てしまう。撮ることは好きだけど自分の願望に向き合って、それを画像にするというプロセスは、とてもエネルギーがいる行為なので、全く撮影をしない月もあるし、撮影をしても多くて月に三回程度である。

かと言って、気合を入れて撮影に度むわけでもなく、いろいろ準備したのに当日おなかが痛くなりリスケしたくなる時もある。とても不安定なメンタルで撮影するアクロバットな手法が自分の個性なのではないかと思い始めている今日この頃であったりします。

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