成功につながる6つの習慣
厳しい環境、変化が激しい環境です。
今日は、そのような環境で変革を遂げるため、成功するための6つの習慣について書きます。
基本的にプロジェクトマネージャの方向けの内容になっていますが、そうでない方にも変革を進めたい方には参考になる部分があると思いますので、ご紹介します。
1. 「それは私にとって何か良いのか」への回答練習
経費精算の新しいシステムを導入する際の社員トレーニングの例です。
一見すると、新システムへの変化というものは面倒と感じるのではないでしょうか。社員は馴染みのある古いシステムの方が好きかもしれませんね。
今、あなたはこの新システムのプロジェクトマネージャです。全社員にこのシステム利用のためのトレーニングに参加してもらう必要があります。あなたは、新システムの価値を信じていますが、他の社員はこのトレーニングに参加してくれません。
「このトレーニング受講は必須です」
とか
「CEOが『皆さんはこのトレーニングを受講しなければならない』と言っています」
などの
下手なメッセージが原因かもしれません。
それよりも、相手(他の社員)の視点で「それは私にとって何か良いのか」という質問へ答えるように考えるのです。
しばらくすると、あなたは「社員はより早く支払いを受取れるようになる」という利点を見つけるでしょう。
2. イノベーションに対する報酬
このアイディアは最近の研究に端を発します。
多くの組織がイノベーションへの報酬改革に失敗しています。これは機会を逃すことになります。
組織全体の文化を変えることができないとしても、あなたのプロジェクトで良い習慣を形作ることはできます。
何故、小さくともイノベーションに報いることを推奨するのか。
プロジェクトチームのメンバーは、新しいアイディアへの報酬を目の当たりにすると、もっと提案したくなるのです。
報酬は金銭的なものだけではありません。
それらは確かに価値がありますが、どんな形の報酬であってもイノベーションに対する報酬の認識を作り出すことはできます。
3. イノベーションのための時間を作ること
2020年は、私たちにとって内省の時間でした。
これまで新しいアイディアに向かい合う時間について、「私はその時間がない」と言いがちですが、特に通勤や社会的活動に費やす時間が減ったことで、時間を見つけることは容易になったでしょう。
追加時間の良い使い方はなんでしょうか。
1週間のスケジュールにイノベーションのための時間確保をお薦めします。
4. 小さな変革に焦点を当てる
あまり変革が過ぎると、時々恐怖を感じることがあります。
従業員に新しいシステムの学習を依頼することが困難に感じることもあります。しかし、同時にあきらめたくもないでしょう。
誰も新システムの利用をしなければ、当初計画した利点の一部しか実現しないでしょう。
まずは、小さな一歩から、始めてみましょう。
5. チームのための変革例の設定
未知のものへの怖れを主張することは簡単です。
「皆が変わらない」と嘆く前に
自分自身で経験をしてフィードバックするという方法があります。
プロジェクトマネージャとして、あなたは他のどの人々より、おそらく多くの情報を持ち、計画された変革に気付いていることでしょう。
経費管理システムの話に戻りますが、あなた自身がそのシステムで実際に経費精算を実施し、その経験をチームに報告してみましょう。
信頼を保つために、ポジティブな経験ネガティブな経験の両方を共有し、その経験を通して他のスタッフにガイドしてはどうでしょうか。
6. 役割を拡げるアイディア開発
最近のある研究報告によると、プロジェクトマネージャの24%が、さらに価値を提供するために彼らの役割を拡げることを奨励されていないということです。
これは、変化から取り残されているかもしれないことを意味するのてす。
もし、あなた自身がそうであるなら、今こそ、自己分析をし、強みを知り、変化のためのアイディアを開発しましょう。
もし、あなたの現在の組織において役割をどのように拡げるかわからないのなら、いくつかのインスピレーションを得られる方法があります。
まず、あなたが凄いと思う人のスキルや貢献について自分自身に取り込めないかを検討しましょう。
つまり、あなたの会社のヒーローの良い仕事の傾向のリバース・エンジニアリングをするのです。
もう一つの方法としては、あなたのキャリアパスにとって興味のある次の仕事やプロモーションを想定してみることです。
例えば、次にプログラム・ディレクターになりたいとします。その場合、より広く戦略的なビジョンを開発する必要があるでしょう。今のあなたの仕事において、この広い視野を開発する方法を探しのです。
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まとめ
いかがでしょうか。
考え方の習慣付け、意識しないと難しいかもしれませんが、小さなことから積み重ねは大事ですね。
繰り返すことで、いつしか身についていくこと。
6つの習慣、どうぞ、実践してみてください。
参考文献)Bruce Harpham PMI Toronto Chapter "6 Habits to Become More Successful in a Changing World"
https://www.projectmanagement.com/articles/665722/6-Habits-to-Become-More-Successful-in-a-Changing-World
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