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保育園事情「保育に欠ける児童」とは?

2021年の今、子供を持ち就労する人々のための支援状況は改善してますでしょうか?

「保育に欠ける児童」の表現は今も使われているのでしょうかか。。。

私が何で今頃この話題?でしょうが、ずっと気になっていることなんです。自分の子供が「保育に欠ける児童」と呼ばれることに抵抗を持ちながら、引越し、兄弟で別施設利用、無認可保育所(便利な場所は特にお高いんです)利用などあらゆるオプションを検討し預け場所を探した10数年前と世間の事情があまり変わっていないことに愕然。
○○市が待機児童無しに改善できたと聞きましたが、対策方法を聞くと、私が預け場所を探していた10数年前から言っていた内容でした。動き遅いんですね。
でもまず、「保育に欠ける児童」は変えて欲しいなー。
ちなみに、子供を大学に通わせる金銭面の負担は保育園時代からそう変わらない、つまり、子供を持ち仕事を続けると決めた時点からずーーーっと、そのくらいのお金がかかるってのは、どうよ、と思ってしまう今日この頃。このままで日本は良いのか?
- 8年前のFB投稿より -

最近聞いた小さなお子様をお持ちの方の話から、保育園や学童保育への入所のハードルは、やはり厳しいことを知りました。
色々正直に回答すると入所優先度が下がり、そもそも就労できず、就労していないと入所条件に合わなくなる、という悪循環は今も昔もなんですね。

そして、私が嫌悪感を持っていた保育に欠けるという言葉ですが、あらためて確認しました。
「同居の親族その他の者が当該児童を保育することができない」
ということが定義のようです。
昨今では、「保育に欠ける」から「保育の必要性」への見直し、という話題はあるものの、この言葉は今も使われているのですね。

さらに、コロナ禍で在宅業務をすることも増えています。
これにより、特に女性の就労機会が増える可能性もあり、その点は喜ばしいことではありますが、2つの危険な側面があるように感じています。

1つ目は、在宅勤務であることが保育園や学童保育入所を難しくしてしまい、そもそも安心して働ける時間の確保ができなくなること

2つ目は、保育園や学童保育での受け入れが無いまま働くことが、就労者の物理的困難さや心理的葛藤を生み、さらには様々な生活バランスを崩してしまう可能性があること

「大人の1年と子供の1年は大きく違う」
この1年で私たちが特に気付いたことかと思います。

保育園や学童保育への入所率向上だけが対策では無いことも含め、環境面の変化に沿った社会的な支援がタイムリーに必要な人々に届くことを切に願います。

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