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高齢の義父のパソコン購入と設定を手伝った

うちの義理の父のパソコンが大分古くなっていたので買い換えをすすめた。
すすめた手前、機種選択と初期設定を手伝った。

今使っていたものはかなり重くなっていた。

義理の父が使っていたパソコンはNECのLavieシリーズ。
15インチのノートパソコンだが、メモリ4GBでストレージはHDDでCPUはCeleronと、今では考えられない低スペックだった。
CPUもだが、やはりメモリは4GBではWindows10や11はまともに動かないし、ストレージがHDDなので基本的な動作がすべてもっさりなのは明白だった。

パソコンの用途は株の売り買いと文章作成のみ

では義父のパソコンの用途はというと、株の売り買いとたまにWordで文章作成する程度
ストレージもほとんど使ってなかったので、それほど大きな性能は必要なかった。

使い勝手を考慮して、同じNECのLavieシリーズを購入

義父の用途であれば、ネットでの直販モデルでもっと安いものがあったとは思う。
ただ、以前使っていたものと同じNECのシリーズで、すぐ入手出来て店頭サポート受けられる量販店モデルをエディオンで購入。(義父はエディオンカード会員だったのもある)

正直自分たちや自分たちに近い世代向けであればぎりぎりまでケチるところだし、ネットで安く買える店を探すところだが、やはり使い勝手やいざという時のサポートを重視した。義父には資産がある程度あるというのもある。

購入機種はこれだ

スペックは
11世代core i 3
メモリ 8GB
ストレージ SSD 256GB
Microsoft Office Home & Business 2021付き(Word,Excel,Outlook,PowerPointなど)
店頭での価格は14万程度。

正直価格を考えるとメモリ16GBとストレージ512GBくらい欲しかったところだが、義父の用途を考えると必要十分だったのでこちらを選択した。

抱き合わせ営業は回避

正直高齢者がパソコンを買うなんて、販売店からすればいいカモなのだろう。これ幸いとネットやスマホ、プリンターやウイルスソフト、さらに初期設定サービスなどをバンバン抱き合わせて営業してくるかと思いきや、何事もなく一瞬で手続きは完了した。
若い男性(自分のことだ)がいたこともあり、必要以上の営業はかけてこなかったのかも知れない。

初期設定が思った以上に大変だった

新品のWindowsパソコンを購入した場合、Microsoftアカウントにログインしさえすれば後は勝手に情報が引き継がれる。
細かい手続きなどは不要
インターネットの接続も、Lanケーブルを刺すだけか、無線であればルーターのパスワードを入力する程度だ。

ただ今回はそうはいかなかった。
Microsoftのアカウントが分からなかったのだ。

Microsoftアカウントを作成するところから

どうも最近のWindowsはMicrosoftアカウントがないと入れもしないらしい。
ローカルのアカウントだけではダメなようだ。
なので仕方なくアカウントを作った。幸いメールはあったのでそれに紐づける形で作成した。

行った対応

具体的に行った設定は以下だ

  1. Microsoftアカウントの作成

  2. 初回ログイン

  3. 元々持っていたメールアドレスをoutlookで受信できるように設定

  4. 購入時についてきていたOfficeの認証

  5. ウイルスバスターの引継ぎ(前のパソコンを対象から外して新たなパソコンを保護対象に)

  6. ブラウザ(edge)のトップページを義父が株取引を行うマネックス証券のページに設定

  7. マネックス証券のログイン確認

  8. 無線マウスの設定

  9. Windowsにログインする際、パスワードを何も入力しなくても入れるように設定

  10. Windowsすべての文字サイズを125%に設定

業者に頼むと数万取られるというが、ぶっちゃけ業者はここまではやってくれないだろう。

思わぬ感謝で、大変だったがやった甲斐があった

手間も時間もかかったが、義父の用途に合わせてやれるだけの設定を出来た。
思わぬ程感謝もされたので、やった甲斐があった。

実際今のWindowsはやらidだのパスワードだの、おっくうになる設定の山積みだ。
買い替えを躊躇するのもよくわかる。昔(WindowsXPなど)は使うだけなら細かい手順は不要だった。そう思うと高齢者が買い替えるハードルはあがっているなと感じた。

ただ今回は自分の知識なりが多少なりとも家族の役に経ってよかった。

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