自分軸

相手の気分に合わせるのではなくて、自分軸で生きる。最近よく聞く「自分軸」という言葉。
私が憧れる自分軸で生きているように見える人は小泉今日子。
いつも自分の視点から世界を広く眺めているように見える。関心を持ったこと、疑問を感じたことに対して自分から近づいて行き、自分の目で調べて考えてそれを胸に生きているように見える。全ての人の考えを享受するけれど、「そうだね、私もそう思う。いいえ私はこう思う」と自分の考えも表現する。そんな小泉今日子は孤高の人に見える。孤独とも少し似ているけど、孤立ではなくて、孤高に立ってる感じ。最近テレビで歌う姿なんか見てると、小さな体だけどしっかりと、それこそしっかりとした軸を持って独りで立っている感じに映る。自分で選んで自分に責任を持って楽しく暮らす。

この間、夫と犬の娘とちょっとドライブで遠出をし、観光した。
今までだとまた私はニヤニヤとひとりずもうをし、びくびくしながら街を歩くのだが、にやにやを封印し、感じたままの表情でぼんやりと歩いていた。たまたまだったと思うけれど、自然な感じで犬に話しかけてくれる人が何人かいて、そんな時も今までだったら私はコミュニケーションを取ろうと必死で雑談上手な人を演じるけれど、相手に合わせずに自分側から周りをゆっくり見渡すようにしてみた。それほど会話が盛り上がることはないけれど、なんとなく安堵してる自分がいた。

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