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滝沢昌之/もりんじ音楽教室(館林の音楽教室)
2020年8月8日 09:43
ベリオは、戦後の前衛音楽を代表する作曲家です。1958年に、名手ガッゼローニのために書かれた 「セクエンツァ I」 は、その後、ハープやヴァイオリン他、様々なソロ楽器のために書かれた 「セクエンツァ」 シリーズの1作目です。ここでベリオは不確定的記譜法を導入し、拍子や小節のない書法を作り出しました。何度演奏してもインスピレーションを促され、古さを纏うことなく色褪せない名曲です。いつものカメラと、i もっとみる
2020年7月18日 20:07
友人の彫刻家であるイサム・ノグチの死を悼んで書かれた作品。たえまなく旅を続けた彼の生涯を象徴するかの様に、フルートは多くの異なった場所を放浪するかのごとく巡リ、苦しみのある響きがノグチへの深い思いを感じさせる。イサム・ノグチの代表作、"energy void"には、20世紀の激動の時代に東洋人と西洋人の混血児で、しかも非嫡出子という出生から国際的な彫刻家に大成した、複雑で空虚な思いからの霊気が もっとみる