Luciano Berio / Sequenza I - ルチアーノ・ベリオ/セクエンツァ I

ベリオは、戦後の前衛音楽を代表する作曲家です。1958年に、名手ガッゼローニのために書かれた 「セクエンツァ I」 は、その後、ハープやヴァイオリン他、様々なソロ楽器のために書かれた 「セクエンツァ」 シリーズの1作目です。ここでベリオは不確定的記譜法を導入し、拍子や小節のない書法を作り出しました。何度演奏してもインスピレーションを促され、古さを纏うことなく色褪せない名曲です。いつものカメラと、iPhoneのムービーと、2台で撮ってみました。イタリア人同士の会話の様に聞こえるかどうか・・・。また映像にも少し凝ってみました。一般には馴染みない、または敬遠されがちな現代曲ですが、飽きずに最後まで聴いていただき、良さが伝われば嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?