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#21絵を描く。 TVの見方が独特すぎた話し

凸凹発達の息子8歳。

言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。

毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。

今回は、テレビの見方のお話しです。


1歳くらいの時から小1くらいまでだったでしょうか。
TVの見方が理解不能で、なんとも独特な楽しみ方をしていた息子。

長いこと、???な見方をしていたため、
私もすっかり違和感なくやり過ごす術が身に付いていました。
ただ。今思えばそれなりに些細な変化はあり、もしかして、その見方はコレに繋がってる!?的な感覚があったので、記しておこう思います。


おさるのジョージのとあるワンシーン by.息子8才

  1. 発達凸凹息子とテレビ番組など

  2. 独特なテレビの見方

  3. コレに繋がってる!?と感覚的にそう思ったコト→#22にて記載



1.発達凸凹息子とテレビ番組など

◎お世話になった番組など↓↓

  • おさるのジョージ

  • ミニオンズ

  • 千と千尋の神隠し

  • スポンジボブ

  • おしり探偵

  • チャギントン

  • 機関車トーマス

  • いないいないばあ

  • シンカリオン

  • アンパンマン

  • ドラえもん

  • クレヨンしんちゃん

  • シナぷしゅ

  • ピタゴラスイッチ

  • はなかっぱ

  • ウッチョパス

  • 天才てれびくんのdボタン操作

  • 忍たま乱太郎オープニング

  • テレ朝キャラクターのゴーちゃん。など

子どもは皆、E テレの『おかあさんといっしょ』を通るものだとばかり思っていましたが、息子にはハマりませんでした。
手遊び、歌、着ぐるみキャラクター、ニコニコしているお兄さんやお姉さん‥こどもが好きそうな要素が沢山ある気もしますが。

耳を塞ぎテレビを消しに行く息子…
そんなに性に合わないのかぁ

ちなみに、スポンジボブ以降は、数日間集中してハマり、突然見なくなった番組です。

ロングヒットで殿堂入りを果たした『おさるのジョージ』『ミニオンズ』『千と千尋の神隠し』には感謝状を届けたいくらいです。

ケビンとスチュアートとボブ  by.息子8才

ロングヒットの番組ですら見ないと決めたら、目にも耳にも入れたくないようで、一瞬でもその番組が流れようものなら飛んで消しに来ます。

こだわりが良いように発揮されたら、お気に入り番組が気持ちの切り替えツールの1つになったのに、
興味と許容範囲の狭さもあって、いつも好きなものは1つだけ。

テレビ番組だけでもコロコロ変わるし、
テレビ自体に全く興味を示さない時もあり、まあ よく変動する いや 激動するブームに振り回されていました。


2.独特なテレビの見方


◎コマ送りのような
 【再生→静止→戻す】×ひたすら繰り返し

◎静止のまま画面をジャックする

◎リモコンのほとんどのボタンを適当に押して起こったアクションを全て覚え感覚で操作


【息子のナゾ行動に首を傾げる皆】

夫   「同じシーンの繰り返しに
        頭がおかしくなりそう…」
    「見てないなら変えてもいいかな〜」

祖父母  「リモコン壊れるぞ」
     「ニュースを見せて」
     (息子にお願いしてみるが叶わず)

友人   「お話の最後が気になるね〜」
友人の子供「トーマスが見たいよママ」

動物を運ぶ汽車  by.息子8才

私も一応他の遊びに誘ったりもしましたが、
夢中になっているものを 取り上げるようにやめさせるとパニック必至。
その後の気持ちの切り替えに1時間以上掛かることも珍しくありません。
このことに関しては

  • テレビの見方で危害を及ぼすことはない

  • 満足したら自分で止めている

ことを考慮し、
周囲にもご理解頂けるように、私も尽力します。


私 「残念ながらうちのテレビモニターは
  ジャックされました。
  デジタル絵画としてお楽しみください。」

皆 「 … (苦笑い)」


それでも、長年掛けて
【再生→静止→戻す】行動は少しずつ変化します。

まず、ワンシーンの再生時間が、
3秒くらいだったところから、5秒、10秒、30秒と長くなっていきました。

また、短時間に何十回も同じシーンを繰り返していた行動も、
気付けば回数も減り、最近は2、3回で満足しています。

このルーティンをもっと早くチェンジさせるコトもできたのでしょうが…
四六時中息子の横について見ていられないし、その他での癇癪に繋がる行動や癇癪への対応が頻繁にあります。
息子の行動一挙手一投足にだけ全集中して日々の生活回してゆくのは不可能です。

それに、1回でも覚えたものを無かったことにするのはとんでもない労力なのです。

あと。
息子にとっては、その時のたった1つの好きなコトです。それを取り上げてしまうのは偲びないし、彼の気持ちの行き場が失くなってしまうため、
機嫌良くしていて危なくなければ時が解決するだろうと許容して気長に成長を待つことにしました。

おかけで、リモコンの操作のための印字の消耗が激しく、すべて消えツルツルな状態です。
感覚で操作をしなければならなくなったリモコンを家族皆で使い始めて早6年。
年季の入ったリモコンは今日も息子の手の中で文句もいわず、良い働きをしてくれている次第です。

3.コレに繋がってる!?と感覚的にそう思ったコト

長くなってしまったので続きは次回にしようと思います。

ではでは。

次回予告の絵  by.息子8才

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