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転職活動中のリファレンスチェックの話①

転職活動の選考過程でリファレンスチェックを求められることがある、というのは数ヶ月前に求人を探し出した頃に知りました。

海外では一般的で、日本でも外資系で使われることがあり、ウェブ上で完結するツールがあるので、スタートアップ企業でも導入されているよう。確かに選考フローにリファレンスチェック有と明記されている求人は見かけました。

ただ、世間一般に浸透しているとは言いがたいでしょう。

採用活動をする企業にはメリットがあっても、応募者および依頼を受けた回答者にはデメリットしかないケースが圧倒的ではないでしょうか。

仮に現職でリファレンスチェックを頼むとすると、転職活動中であることを公開することになります。つまり、理解のある上司か、口が硬い同僚や後輩が存在することが前提です。
企業規模が極端に小さかったり、大きくとも他部署と関わる機会がなく社内に知人が存在しないケースは無理、居たとしても転職活動をしている事を伏せたい場合も不可です。

では、前職ならどうでしょう。
円満退社なら連絡先くらいは知っているでしょうが、普段から連絡を取り合う仲ではないのに、突然リファレンスチェックを頼むのって、中々に厚かましいことなのでは。

なぜ厚かましいと感じるかというと、回答者の負担が大きすぎるのです。

・本人確認のために身分証をアップロードしなくてはならない
・目安の回答時間は数十分〜1時間
・選考に影響するという心理的なハードル
・期限が1週間程度と短い
・回答したところで謝礼はない

頼みやすい同年齢や年下の元同僚がいないケースもあります。

それでも入社したい企業であれば、厚かましいことを承知で前職の上司や同僚に頼むことになるのでしょうが…

私はある企業の選考で、突然のリファレンスチェックを求められ、どうしようかと思い悩み、選考継続は断念しました。
その経緯でリファレンスチェックに対する第一印象は最悪なものとなります。

第一印象と書いたのは、実はこのあと印象が変わるのです。
また後日、続きを記事にします。

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