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保育園の洗礼の乗り切り方、ひとつの解

犬も歩けば棒に当たるように、子が保育園に行けば風邪をもらう。

4月から子どもが保育所に通い始めまして、噂に聞いていた”洗礼”は想像より頻繁にあり、短期間のうちに仕事や予定の調整を度々迫られるのは辛くて、「何か対策はないの?」とずっと考えていました。

つい先日までやっていたことは3つ。

①具合が悪そうと思った時点で病院に行く
 →「鼻水が少し位でてても大丈夫」から「鼻水が出る=病院へ行く」に

②お迎え時間を早める
 →保育園から病院に直行して診察が間に合う時間にお迎え時間を設定

③日曜診察できる病院を見つけておく
 →たいていの病院は日曜やっていなくて、土曜の午後に具合が悪化すると月曜まで待たなくてはならない

要は、『早く治すため、早く診てもらう』です。

大人でも風邪はひき始めの対処で治りの良し悪しが変わってくるので、早さが大事。

しかし、それでも治りにくいことがあり、もう一つ大事な点があると気が付きました。

適切な診療科を受診すべし!

子どもの風邪、皆さんは何処で見てもらいますか?
小児科?耳鼻科?内科?

症状によって、あるいは病院との付き合い方によって変わってくると思います。

我が家の場合は、はじめは耳鼻咽喉科に行っていました。
徒歩圏内で、病院も近接の薬局の待ち時間も少なく、効き目も良くて満足していたのですが、、
数回目の風邪で受診した際、翌日に発熱して症状を相談すると、発熱患者は受け入れられないと言われてしまったのです。まるで録音されたオペレーターの声のように、「埼玉県が発熱外来を公表しているのでそれをご自身でお調べ頂き、、、」とすらすらと言ってのけました。

(いや、おたくの病院が出した薬でこうなったんだが?怒)

その日、発熱外来を調べて、しばらくは小児科に通うことになります。
夕方の発熱で、その時点から調べて移動して診てもらえる病院はほとんど選択肢がありませんでした。行動圏内で遅くまでやっている小児科が一つあったので受診しました。
その後は平日夕方でも土日でも受け入れOKなこの小児科に通い、かかりつけにしようと思っていたのですが。
ただの風邪のはずが、痰が切れない状態が続いて鼻水も出てくる。。。

子供の様子から鼻の吸引の必要性が感じられ、再び耳鼻科に切り替えることに。微熱があり近所の耳鼻科は頼れないため、熱があっても診てくれる病院を探し、事前予約出来るか調べて、予約開始時間をカウントダウンしてポチ!荷物準備してGo!早く鼻を吸い出してあげたい。

しかし、受付で「お車でお越しですね、いつもより熱が高いなら車内での診察です。お車でお待ちください。」と言われてしまう。
感染症流行下で仕方ないことなのかもしれませんが、どの病院も"熱"に神経質になってます。具合悪い人が行くところなのにそんな門前払いしなくても、と思いながらも余りにキッパリ言われて車に戻ることに。。吸引器は携帯用があるんだろうか。

車に医師が近づいてくるとガウンや帽子などの重装備で子供は大泣きしたが、先生は「周りに感染者がいなくて微熱程度なら院内で見ましょう」と言って下さりほっと一息。

診察室には近所の耳鼻科より明らかに性能の良さそうな装置が並んでいて、見事な手捌きで子供の鼻を吸い取っていました。ちょうど院長に当たったのも運が良かった。
「マメに(可能なら毎日でも)吸引にきてください」
だそう。

やっぱり、鼻水を吸うべきだったんだ。
初期は痰だったけど、喉と鼻は繋がってるし、初めからこの病院にかかっていれば…と後悔。


保育園の洗礼のダメージを最小限に食い止めるには、早く診てもらうだけじゃダメ。
診療科選び、病院選びが本当に大事なんだと痛感しています。

我が子は保育園通いが始まるまで風邪など引かなかったので、もとから私に周辺病院の情報が少な過ぎたのです。入園前に調べておいたら、違った結果だったのかもしれない。

今後は自分がかかる医者を選ぶ際にも「子どもも診てもらえそうか?」という視点を入れようと思いました。

コンタクトが必要で眼科に行くことにしたのですが、自分の利便性だけ考えると職場付近が良いのですが、子どもがかかる時の下見を兼ねて地元の病院に訪れました。

− 子育てとは、病院に詳しくなることである −
by キリンの親子

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