求人情報に溢れる嘘を、転職活動の醍醐味として面白がってみる

おはようございます。転職活動のイメージってどうですか?大変そうですか?実際、タイヘンですよね。

転職サイトに登録したり、履歴書や職務経歴書を仕上げたりという手間。
登録後は、興味とズレた情報が来ないように通知をブロックする、という煩わしさ。
応募後は落とされるショック、逆に辞退する気の重さ。
とにかくメールの受信発信が増えます。
ちなみに、信じられないことに昼時に電話してくる企業もあり…(大手の転職サイトはだいたい電話番号登録必須)。ここ1ヶ月程度の話です。

今より良い仕事・職場に巡り合うためと思って、耐えるしかない苦行。

一方で、社会の裏と表を体感する面白さがあります。

私が特に興味深いのが、求人情報と実態の違いです。
端的に言うと、いわゆるブラック企業と対峙した時、うわ、ホントにこんなのあるんだ!と、ちょっと引くけど、事件現場を見たみたいな気持ちになります。

増員募集と書いておきながら面接で確認したら2ヶ月後に退職する人がいるとか(一時的には増員状態になるでしょうが)、
経理で募集かけてるのに実はただのExcel処理班ですよとか、
休日はカレンダー通りだけど休日出勤が当たり前ですよ、とか。

誤魔化しのない求人情報って本当に少ないんですね。大手の転職サイトに掲載するってことは沢山募集する必要がある、つまりは沢山雇えるゆとりがあるか、沢山辞める人がいるかのどちらかですね。

逆に、ご縁はなかったけれど良い会社だったなあという企業も僅かにあります。
だいたい、面接官が優しくて、緊張せずお互いをよく知りましょうというスタンスでやってくれます。まず会社の紹介からして下さり、質問しづらい(と、されている)残業時間は聞かなくとも説明に折り込み済み。
人としての余裕みたいなものを感じて、一緒に働きたいなあと思える方でした。

将来もし自分が採用する側になったら必ずこうしようって思います。

だって嘘をつくような会社で働きたくないでしょう。誤解を生むような求人を出すなんて、騙されたと思って2度と関わりたくないじゃないですか。

え、騙される方が悪いって?

それもそうかもしれません。新卒の就活とは違ってある程度社会人経験を積んだんですから、行間を読むことができるようになっていないとマズイですね。

それでは騙されないため、私流の求人広告における文言の変換を最後にお伝えしましょう。独断と偏見なので半分冗談で見てくださいね(^^)


大量募集 = 大量離職者
未経験者歓迎 = 若者限定
学歴不問 = 人手不足
人物重視 = 社畜要素重視
リモート可 = 原則出社(禁止していないだけ)
残業時間○○時間 = 全社平均の参考値
産育休制度あり = 産育休制度の活用実績なし
即戦力を期待 = 引き継ぎ皆無


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