北野武監督の「首」

「首」を初日に見た。めちゃくちゃ、よかった。私は昔から戦国時代が大嫌いだ。理由は一つ、「怖いから」である。

だけど「首」はいけた。全然いけてた。大丈夫だった。そりゃあ、映像的な演出的な怖さは確かにあるんだけれども全然いけてた。私は何故か北野武監督の首なら、いけてた。発見だった。

切なさとリアルさと「その時って本当はこんな感じだったのかな」と当時の人々に思いを馳せて当時の人々に自分を重ねて見ていた。

私もタイムスリップしたみたいになってきて首が楽しくなってきた。ヤバイ。戦国嫌いの自分が楽しめていることに気がついた。戦国物を避けてきた私はこの「首」だけは「見てみたい」と初日にしかもIMAXで見た。

チャレンジャーであった。結果、大満足で帰った。見てよかった。見れて本当によかった。大好きな作品になった。

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