見出し画像

魅せ方が大事な学術的な裏付けー脳の仕組み

顔は見たことあるけど、名前思い出せない、
そんな経験をしたことある人は多いと思います。

それにはちゃんと理由があります。

実際に、脳の全体の約30%が視覚情報の処理に関与していると言われています。
だから「魅せ方」気をつけた方がいいんだ!って思ってもらえたら嬉しいです🎵

今日はのその中でも代表的な研究や理論を紹介します。

1. 二重符号化理論 (Dual-Coding Theory)
研究者: アラン・パイヴィオ(Allan Paivio)

概要:
パイヴィオの二重符号化理論によれば、情報は視覚的(イメージ)および言語的(言葉)の二つの異なるシステムで符号化されるとされています。視覚情報は、視覚イメージとして記憶されるだけでなく、言語的なラベルとも結びつけられます。この二重の符号化により、視覚情報は他の情報よりも強固に記憶に残りやすくなります。

実験:
パイヴィオは実験を通じて、画像とテキストの記憶の違いを調査し、画像がテキストよりも優れた記憶保持を示すことを確認しました。

2. 視覚優位性効果 (Picture Superiority Effect)
研究者: ナイツ & スノウル(Lutz & Snodgrass)

概要:
視覚優位性効果とは、画像がテキストや単語に比べて記憶に残りやすいという現象です。多くの研究が、画像が単語よりも容易に記憶されることを示しています。これは、画像が視覚的に豊かであり、より多くの記憶手がかりを提供するためです。

実験:
ナイツとスノウルは、被験者に単語リストと画像リストを提示し、後でそれを思い出してもらう実験を行いました。結果、画像の方が単語よりも高い再認率を示しました。

3. 脳のイメージング研究
研究者: ラーシュ・ニルソン(Lars Nyberg)およびその他の神経科学者

概要:
脳のイメージング技術(fMRIやPETなど)を用いた研究は、視覚情報が脳内でどのように処理されるかを明らかにしています。これらの研究は、視覚情報が大脳皮質の広範な領域(特に後頭葉の視覚野)で処理されることを示しています。

実験:
例えば、ニルソンの研究では、被験者に画像と単語を提示し、脳活動を計測しました。結果、画像の提示時には視覚野が広範囲に活性化され、記憶保持において重要な役割を果たしていることが示されました。

脳が視覚に30%というリソースを割く理由は、
視覚が人間の日常生活や環境認識において極めて重要だから。
私たちは進化の過程を経てそうなったのです。
だからこそ起業家女性は魅せ方をしっかりと学ぶべきなのです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?