ニュートリノ発電

 再生可能エネルギーとして世界各地で運用されている太陽光発電ですが、このところ様々な問題が露呈してきています。
 まず、夜は発電しないし曇ると発電量が落ちるという不安定な発電である事。
 また、林野を伐採し、自然破壊をしてまで設置しているという実態がある事。
 パネルの寿命は25~30年ですが、リサイクルされるパネルは1/10ほどで、殆どが埋立廃棄され、鉛、カドミウム、セレンなどの有毒重金属が地下水を汚染している事。
 新疆ウイグル自治区で、強制労働による製造がされている事等々。

 そこで注目されているのが、ニュートリノ発電。
 素粒子であるニュートリノが六角格子構造のグラフェンを貼り付けた素子を振動させて発電する、という仕組みなのですが、太陽光と違い、ニュートリノは全ての方向からやってきて、あらゆるものを突き抜けるので設置場所を問いません。地下に設置することも可能で、天候にかかわらず24時間発電できます。
 また、素子を通過後もエネルギーを持っており、たくさん重ねた素子の全てで発電できるので、ソーラーパネルのような広大な設置面積も必要なく、スマホやPCに内蔵すると充電の必要がなくなるという優れもの。

 近未来のエネルギー源として、期待したいものです

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