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乙戯社9月公演出演キャスト紹介③

2022年9月18日~23日の間に、新作公演を上演する予定です。
タイトルは『かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、』。

まもなく開幕という事で、出演者を紹介しております。
今日紹介する方は、久しぶりに乙戯社公演に出演するこの方です。

ホシノ役(18日、19日)、高島丈さん

[高島丈さんのご紹介]
 9月9日にスプラトゥーン3が発売された。スプラトゥーンとは345万本以上を売り上げる人気ゲームソフトのことで・・・いま私がなぜスプラトゥーンの話をしたかというと、先日の稽古の帰り道に丈さんが「絶対にスプラトゥーン3を買わない」と言っていたのを思い出したからだ。誤解しないで頂きたいが、丈さんは興味がないわけでなく、その逆で「スプラトゥーンが大好きすぎた過去がある」のである。漏れ聞いた話によると、日常生活が送れなくなるほどスプラトゥーンにハマりにハマったらしい。

 それを聞いて私は丈さんが「日常生活が送れなくなるほど」というのは、きっと誇張表現ではないだろうと思った。私が丈さんに出会ったのは乙戯社第二回公演「あらしのよるに」の時にオーディションに来てくれたのが初めてだったと思うが、丈さんの「大好き」という芝居はだいたい100か、200。80%くらいで愛情を表現する芝居はほぼない。個人的にはこの間のなさが丈さんのとっても面白いところだと思っていて、3年前の本番の時に観た200%の愛情のシーンが忘れられず、今回もみたいなと思って出演のオファーをさせて頂いた。

 丈さんは、線が細いし優しい雰囲気。しかしながら、本当は激しいものを持っている人ではないかなと思う。演劇では彼の”魔性の男”ぶりが、たまに垣間見られるのである。ここが本当に私はもはや癖になっている。
 今回のホシノという役もある意味では”魔性”と言ってもいいと思う。乙戯社第二回公演「あらしのよるに」で彼の”魔性”の距離感と、ゼロヒャクの愛情表現を見逃した人はぜひこの機会にみてもらいたいものだ。私の演技評がいかに適切かわかってもらえると共に、きっとあなたも癖になると思う。
 そして言葉で説明してもちょっとわかりにくいかもと思うので、過去公演の稽古写真を下記に貼っておきたいとおもいます。わかるひとには、わかるものがあると思う。

2019年乙戯社公演「あらしのよるに」より抜粋

 さて一方で、過去に高島丈さんのお芝居を観たことのある人には、丈さんの成長ぶりを楽しみに見に来て欲しいと思う。歌がとっても上手くなっている。今回の乙戯社第三回公演は『かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、』は乙戯社プロデュース初のストレート・プレイ挑戦作と位置付けているのですが、実は丈さんの歌声が聞けるとある場面が仕掛けられている。私は実に3年ぶりに歌声を聴いたものだから、成長ぶりにとっても驚いてしまった。過去に丈さんのお芝居を観たことのあるあなたも、今回初めて魔性の丈さんを知るあなたもぜひ劇場に見に来て欲しいな。
紹介文執筆:いちかわとも(乙戯社)

高島丈さん応援予約フォーム⇒⇒⇒https://www.quartet-online.net/ticket/mars01?m=0uhffad


まずは記事を読んで頂きありがとうございます。もしもサポートを頂く事があれば、次回公演の制作費の一部として使わせて頂きます。いちかわとも。