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乙戯社9月公演出演キャスト紹介②

2022年9月18日~23日の間に、新作公演を上演する予定です。
タイトルは『かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、』。

まもなく開幕という事で、少しずつ出演者を紹介しております。
少しでも興味をもっていただけたら嬉しいな。

タワラツミダ役、上辻逸平さん

[上辻逸平さんのご紹介]
 上辻さんとは私がとっても才能があると思っている、知り合いの俳優さんから紹介されて、新宿のカフェでお茶をしたのが初めての出会いでした。
 第一印象として「すごくお芝居に真面目な方なのかもしれない」と思ったのを覚えている。というのも、雑談で話していると本当に他愛ない情報まで、手元の小さなメモ帳にびっしりメモをしていたからだ。彼はもともと全国を周ってお芝居をする劇団にいたのだが、ある時「東京に出よう!」と思い至り東京で勝負していく俳優になったとのことで、想像するに例えば新人時代、先輩からメモを取るようにいわれたことをずっと守っているひとなんじゃないかなとか考えてしまった。初対面でとても好感を持ったものだから……今回の舞台を、一緒に創ってもらうことになった。

 稽古がはじまると、上辻さんは良きお兄ちゃんポジションとしてみんなに慕われていた。私は今回演出を担当する役目だったから、”良きお兄ちゃんポジション”は彼のとっても素敵な所ではあるのだけれども、今後の課題でもあるかもなぁと思って稽古を重ねていたのをよく覚えている。上辻さんという俳優さんは声量も、身長もあって、それから身体の使い方が器用なものだから……相手役のお芝居に合わせるのが得意に見えた。それは「合わせるのが得意」な分、もっと主張してもいいのになという所で相手を立てるようにひいてしまう所が稽古の初期段階ではみうけられる瞬間があったように感じた時があったという意味だ。

 しかしながら、今はもっと主張して欲しいなと思う所でものすごく大きな存在感になっている。色んな場所にスポットライトがあって演出的な事を考えないという前提でいえば、「ほら、いまの上辻さんかっこいいですよ。スポットを当ててください。」と何度も言ってしまいそうになる。
 あとこの間、振付の下村さんと作戦会議をしていた時に、上辻さんのダンスセンスがあるという話が出たことがあった。大昔のエステのCMか何かで「私、脱いでもすごいんです」というCMがあった記憶がありますが、上辻さんも「脱ぐと、すごい」。眼鏡を取るとイケメンパターンのように。

 上辻さんが全国の小中学校を周ってお芝居をしていたころ、密かに彼のカッコよさを察知してときめいていたカンの良い女子学生がきっといたはずだ。そんな彼女たちに声を大にしていいたい「上辻さん、22年9月18日~9月23日まで関東でお芝居をしていますよ!!今回キュンとさせる場面ありますし、まだまだ予約できて、自由席なので最前列でカッコいい上辻さんがみられますよ!!」と。紹介文執筆:いちかわとも(乙戯社)

上辻さん応援予約フォーム⇒⇒⇒https://www.quartet-online.net/ticket/mars01?m=0uhfffi


まずは記事を読んで頂きありがとうございます。もしもサポートを頂く事があれば、次回公演の制作費の一部として使わせて頂きます。いちかわとも。