乙戯社「あらしのよるに」メンバー紹介③

長井優希さん：タプ役

　私は長井さんという役者さんは【お芝居を受けて、増幅する魅力】を持っている気がずっとしている。最初に思ったのはウォーミングアップのお稽古で、椅子からどかしたいひとと、椅子からどきたくないひとにわかれて、やりとりをするワーク中。それ以来、彼女のお芝居に注目していると、相手の演技を受け止めて増幅して返すのがとっても上手だなと感じることがたびたびある。そして別の方もおっしゃっていたけれども、根性がある。私も稽古が進行すると、アレコレ長井さんにやってもらおうということが増えていったのだけれども軽々背負っていく(あるいはそう見せてくれていてありがたい)。タプは少し兄貴分というか、姉御肌な役なんだけれども、ほんとうにぴったりだと思う。シーン３のやりとりがとってもキュートでぜひそこに注目してもらいたい。デュエット曲もあります。初の歌唱シーンとのこと！！

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月山和香さん：ミイ役

　和香さんは【ギャップがとっても魅力的】な役者さんだなと思います。最初は可愛らしい方なのかなと思ったけれども、途中であっ、たくましい方だと気が付きました。現在は今回のメンバーの中で、もしかしたら一番男前な役者さんかもしれないと思っています。

　そして最後の歌稽古の時に、緊張で眠れなかったと言っていたのが、印象的なエピソードです。だって、和香さんは歌がとってもお上手なのに、すごく緊張していて休憩時間もずっと音源を確認していて一生懸命なのが、とっても素敵だったんです。今回はミイという役を演じてもらっていて、もちろん和香さんの美声を披露するソロを用意しております。ぜひ聞いてもらいたいです！！

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