マガジンのカバー画像

神話、民話、伝説などに関する本のレビュー集

188
神話、民話、伝説など、古来の口承文芸に関する本のレビューをまとめてあります。日本に限らず、世界各国のものです。
運営しているクリエイター

#河童

河童考―その歪められた正体を探る

河童考―その歪められた正体を探る  河童の正体について、いろいろと考察した本です。  過…

弟切千隼
3か月前
5

神様になった動物たち (だいわ文庫)

神様になった動物たち (だいわ文庫)  日本には、八百万【やおよろず】の神さまがいるといわ…

弟切千隼
8か月前
13

静岡県ふしぎ街道を行く

静岡県ふしぎ街道を行く  静岡県内の不思議な現象を、現地に探訪してみた、という本です。 …

弟切千隼
9か月前
9

妖怪つれづれ紀行/東海道のお化けたち

妖怪つれづれ紀行/東海道のお化けたち  東海道に沿って、日本の妖怪を紹介している本です。 …

弟切千隼
9か月前
8

いわきの伝説ノート (歴春ふくしま文庫 (93))

いわきの伝説ノート (歴春ふくしま文庫 (93))  福島県いわき市に伝わる伝説や、昔話を集めた…

弟切千隼
1年前
4

トケビ―韓国妖怪考 (歴博ブックレット (24))

トケビ―韓国妖怪考 (歴博ブックレット (24))  韓国の代表的な妖怪、トケビを紹介した本です…

弟切千隼
1年前
6

歴史民俗学 (No.23) かっぱ・カッパ・河童

歴史民俗学 (No.23) かっぱ・カッパ・河童  雑誌『歴史民俗学』の23号は、河童の特集です(^^)  『かっぱ・カッパ・河童』という副題が付いています。  内容は、当然ながら、河童尽くしです。  さまざまな地方の河童伝承が、紹介されています。文学作品に登場する河童や、河童の正体とされる動物、商品名に見る河童なども、取り上げられています。  本書を読めば、河童について、かなりの知識が得られます。私も、読んでいて、何度も「なるほど!」と思いました。  妖怪

幻想世界の住人たち4 日本編 (新紀元文庫)

幻想世界の住人たち4 日本編 (新紀元文庫)  日本の妖怪が、約一千種も載っている本です。 …

弟切千隼
1年前
3

図説 日本妖怪大鑑 (講談社+アルファ文庫 H 4-3)

図説 日本妖怪大鑑 (講談社+アルファ文庫 H 4-3)  妖怪と言えば、水木しげる、水木しげると…

弟切千隼
1年前
4

妖怪事典(村上 健司著、毎日新聞社刊)

妖怪事典(村上 健司著、毎日新聞社刊)  題名どおりの本です。日本全国津々浦々の妖怪を、…

弟切千隼
1年前
4

えひめの伝説 妖怪編

えひめの伝説 妖怪編―すらすら読めて、すっきりわかる 妖怪・幽霊に姿を変えた愛媛の文化 伝…

弟切千隼
1年前
4

龍の起源

龍の起源  題名のとおり、龍の起源を探った本です。  ただし、最後のほうは、龍の話ではな…

弟切千隼
1年前
12

とうほく妖怪図鑑(んだんだブックス)

とうほく妖怪図鑑(んだんだブックス)  題名のとおり、東北地方の妖怪を集めて、解説した本…

弟切千隼
1年前
6

怪物の友―モンスター博物館

怪物の友―モンスター博物館  博物学者、荒俣宏さんの「荒俣節」全開の本です(^^)  実在しない怪物たちと、実在する怪物たち(!)とを取り上げています。  「実在する怪物」というのには、三つの意味があります。  一つは、実在しない怪物と、同じ名で呼ばれる生き物です。例えば、ヒヒなどがそうです。  「ヒヒ」とカタカナで書いた場合には、普通、実在する動物を指しますね。サルの仲間のヒヒです。マントヒヒ、ゲラダヒヒなど、いくつかの種があります。  しかし、この名は、も